貧乏会社の一人娘は天祥院英智の元へお嫁に行きました【あんスタ】

婚約者 ページ4

「、、、、ここは」




見慣れない天井




「百星！！」



私を呼ぶ声





「大丈夫か！」




父さん、、、




それに




天祥院のお母さまとお父様




、、、天祥院英智





「私は、、、」




「気を失って倒れたお前を

英智様が抱いて運んでくれたんだ」




抱いて、、、？



あの細身のどこにそんな力が、、、？



そんな疑問を抱きながら


私はからだをおこした




「みっともない姿をお見せして

申し訳ありません



助けていただき、ありがとうございます」




お辞儀する私を手で制すと彼は言った


「気にしないで


これから人生を共にする人だからね」



そう、笑顔で言った




そして




ベッドの横に跪いた




「改めて、天祥院英智です



小早川百星さん







僕と結婚してください」





王子様のような彼に


私は自然と手を取っていた




「、、、はい」

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