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貴方side
「ねぇ、このあと俺ん家来ない？見せたいのあるんだ」
『いきたい、！』
「んふふ、じゃあ決まりね」
帰りの電車で繋いだ手を嬉しそうに小さくぶんぶんする彼が可愛くて。
＿
「ちょっと部屋片付けてくるから待ってて、！秒で戻る！」
『うん、わかった笑』
バンッと彼の部屋の扉がしまってドタバタ騒がしい音がする。
ｶﾞﾁｬ
「お待たせ、！狭いし汚いけど…」
『いーよ、お邪魔します、！』
彼の住んでる部屋は小さなワンルームのアパートだった。
「そこら辺座ってて？飲み物お茶で良い？」
『うん、ありがとう、！』
「ん、はいどーぞ」
彼の部屋の壁には沢山のアーティストの人たちのポスターが貼ってあって。
心底音楽が好きなんだなって思う。
『あ、見せたいのってのは？』
「そうそう、！…ん！ここ座って？」
彼に言われた通りギターをもった彼の目の前に座る
「聴いててね、」
彼がギターで奏でるメロディは聴いたことがないもので。
歌い出した歌詞は、私と彼の出逢いから今までを歌っているもので。
私のことを歌にしてくれるなんて嬉しくて、涙が溢れて。
「…どう、？新曲なんだけど」
『っ、嬉しい、ありがとっ』
「そんな泣かないでよ〜」
彼は私の顔を両手で包んで親指で涙を拭ってくれる。
「Aちゃんの顔思い浮かべたらさ、いっぱい歌詞浮かぶんだよね。」
おでこをコツンとくっ付けられて小さくキスをされた。
彼と初めてのキスだった。
「あ、涙止まった笑」
『全部大我くんのせい、』
「んはっ、それは困ったなー？」
ぎゅっと引き寄せられて彼の腕の中に収まる。
このままずっと大我くんの腕の中にいたいと思っていた。
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チョコレートボール(プロフ) - あやみんさん» ありがとうございます！！；；そう言っていただけて本当に嬉しいです；；頑張ります！これからもどうぞよろしくお願い致します！ (2021年1月25日 16時) (
レス) id: f2bd30b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
あやみん(プロフ) - このお話大好きです！更新がされるのが楽しみで仕方ありません！応援してます(*^^*) (2021年1月23日 22時) (レス) id: 57ee6bf285 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートボール(プロフ) - soraさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！とっても励みになります；；今後ともどうぞよろしくお願いします…！ (2021年1月17日 18時) (レス) id: f2bd30b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
sora - とっても面白かったです。更新待ってます。 (2021年1月11日 6時) (レス) id: 81efce74d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコレートボール | 作成日時：2020年12月16日 18時
