才能だけはあるんや。【忍たま乱太郎】

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『よーし！さぁこい！』



いつも非常時ように簪に隠している謎の刃物の出番や！

そこらへんで拾ったやつ！
名前すら知らない！
なにこれ！

ちなみに私の得意武器は特にないでやんす。
基本的に全部使えるでやんす。

青春をドブに捨てて練習した。いや、捨てるつもりはなかったけど。

簪がキャップみたいになってるんよわかる？

すぽって抜くと刃が出てくるの。


便利よな。ちなみに伊作先輩特製の痺れ薬が塗ってある。



まずは下っ端その一が襲ってくる。

全部で3人。一斉にかかってくるべきなのに。


その一が振りかざしてきた刀を華麗に避けて刃で山賊の手首を少し切る。

伊作先輩の痺れ薬は強すぎてかすめるくらいでも薬がよーーーーく効く。

自分で試したら割と真面目にやばかった。
もうやらないって誓ったよね。


2人目も同じように刀を振り上げて襲ってきたのでまたもや華麗に避ける。

こいつら仲よすぎ。

なんで戦法変えないんだ。


まあいいや。


またもや華麗に避けて同じように手首を切る。

その一はもう動けなくなってる。

さすが伊作先輩。強すぎる。


ーーーーー

その頃、善法寺伊作は…



「ふあっっっっくしょん！」


「大丈夫か？伊作。風邪でも引いたか？」



そうだよな。さっきいつもの不運…ではなくうっかり。そう、うっかり池に落ちたもんな。と勝手に納得する食満留三郎。



「うーん。そうかもしれないなぁ…」



当の本人も納得している模様。

可愛いですね(？)

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