あ の ね 、【黄瀬涼太】

sweet nothings - - 18 ページ19

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毎日 、おはようとおやすみのキスがしたい。






「 こんばんはー。」

『 ん 、こんばんはっス。』






帰宅後 少し経ってからまた君に電話をかける。

少しさっきの緊張が残っている気がする。






「 晩ご飯食べた？ 」

『 まだっスよー。これから。』

「 ちゃんと栄養管理してね？ 」






何かと君はすごく忙しいから

ちゃんと食べてるか不安になるんだ。






『 あはは 、Aっちお母さんみたい。』

「 ････私はお母さんよりお嫁さんがいい。」






恥ずかしいと思う言葉でも

何だか今日は素直に口に出せた。

まださっきの熱が残っているせい？






『 ･････やっぱりずるいっスよ。』

「 涼太君の方が意地悪だよ。」

『 あーもうっ 、照れるんスけど！ 』






きっと今の君はさっきの時よりも

真っ赤なのかな。






「 じゃあ涼太君は私のお父さんがいいの？ 」

『 ヤダ。』







即答されて思わず笑ってしまう。






「 ね。私も一緒だよ。」

『 そうっスね。････結婚かぁ。』






意味深なその言葉はまた私の体温を上げる。






「 毎日一緒にいられるね。」

『 毎日キス出来るっスね。』

「 りょ 、涼太君！ 」






また君は何度も 何度も私を溺れさせる。





『 もし 、結婚できたら･･･ 』






『 毎日おはようとおやすみのキス 、するっスから。』






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