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「えー?でもホントのことですよぉ!れいちゃん先輩の言う通りです!」
「そうだね。レディ達は麗しいから、男所帯のココでもとっても華やぐよ」
「はい!ハルカも雷も、とってもキレイでカワイイです!」
「うんうん!七海って可愛いし、雷も綺麗だよね!」
「お前ら、何でそんなにさらっと言えんだよ……!……恥ずかしくねえのか?」
嶺二の言葉にのっかって後輩が口々にほめ出す。
那月は熱弁するし、レンはウインクをとばすし、セシルに至っては抱きつく勢いだ。
音也はキラキラとした笑顔を浮かべ、翔だけは年相応の反応をした。
「まったく……。愚民が1人増えたところで何を喜ぶ事があるのだ」
カミュは1人呟きながらコーヒーに角砂糖をいれていた。
春歌はあわあわと視線を移動させ、顔が真っ赤になると下を向いた。
Aは春歌はともかく、自分は同格ではないと否定していた。
その間、左手は額にあてたままだった。
嶺二は、彼女らのそんな様子に笑いながら、
「もーっ、二人とも可愛すぎっ!」
と抱きつこうとした。しかし。
「寿さん。先輩なら先輩らしくして下さい」
「ぐううっ!?トッ、トッキー……!ぐるしいぃ……ッ!!」
トキヤが嶺二の襟を掴んだため、彼は息がつまった。
トキヤはすぐに離したが、嶺二はしばらくむせていた。
その後抱きつくタイミングを図ろうとはしなかった。
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十六夜星夜(プロフ) - 言音さん» ありがとうございます! 今直しました。 (2015年10月28日 21時) (レス) id: 03b61e41c3 (このIDを非表示/違反報告)
言音(プロフ) - 続き楽しみにしています。あのー、すみません、32話ならなくてが、なりにくてになっているみたいです (2015年10月28日 21時) (携帯から) (レス) id: 2111e957d4 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜星夜(プロフ) - 言音さん» 登録ありがとうございます! 今直しました。確かにその方が違和感がありませんね。ご指摘ありがとうございました! (2015年10月3日 11時) (レス) id: 97a18e3294 (このIDを非表示/違反報告)
言音(プロフ) - お気に入り登録させていただきました。続き楽しみにしています。あのー、文章なのですが、うかがってありますではなく、うかがっていますの方がいいと思います。突然すみません… (2015年10月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 2111e957d4 (このIDを非表示/違反報告)
なまけ(プロフ) - 十六夜星夜さん» うん!!頑張って!!更新楽しみにしてまーすd(´▽`) (2015年9月30日 20時) (レス) id: a890b1cbfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜星夜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/indigo09261/
作成日時:2015年9月29日 20時