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「ねえ、泊めて……、くれたりしない?」
3人の声が、これでもかというほど響いた。
「何で?何でそんな話になってんだよ!?」
「空き部屋ないから、だって」
「わぁ!なら、僕達ホントに一緒に寝れますね!嬉しい!ぎゅーっ!!」
「んんっぅ!?いた、い……、きついって那月!!」
「どうでもいいけど、ハルカに頼めば?男の部屋に泊まるのはよしなよ」
「了解……。っ……、たす、けて……」
わいわいと4人が話していると。
「なになにー?楽しそーじゃない?何やってんの?アイアイたち!」
「ぷはぁっ……。あ、嶺二」
「あっ、れいちゃん先輩!お仕事でしたか?」
寿嶺二がその輪に入ってしまい、さらに騒がしくなってゆく。
Aはため息をつくと、翔に近づいた。
「ね、翔。春歌の部屋ってどこらへん?」
「七海?ああ、それなら__」
「後輩ちゃんのお部屋なら、ぼくが送ってってあげるよっ!!」
「……」
翔は声を遮られたせいか黙った。
「……嶺二は世話焼きだね。まあ、いっか。じゃあ、お願いしてもいい?」
Aにはちょっと作戦があった。
「もっちろん!ほら、こっちこっち!」
藍とその後輩達に挨拶をすると、Aはすぐ嶺二を追いかけた。
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十六夜星夜(プロフ) - 言音さん» ありがとうございます! 今直しました。 (2015年10月28日 21時) (レス) id: 03b61e41c3 (このIDを非表示/違反報告)
言音(プロフ) - 続き楽しみにしています。あのー、すみません、32話ならなくてが、なりにくてになっているみたいです (2015年10月28日 21時) (携帯から) (レス) id: 2111e957d4 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜星夜(プロフ) - 言音さん» 登録ありがとうございます! 今直しました。確かにその方が違和感がありませんね。ご指摘ありがとうございました! (2015年10月3日 11時) (レス) id: 97a18e3294 (このIDを非表示/違反報告)
言音(プロフ) - お気に入り登録させていただきました。続き楽しみにしています。あのー、文章なのですが、うかがってありますではなく、うかがっていますの方がいいと思います。突然すみません… (2015年10月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 2111e957d4 (このIDを非表示/違反報告)
なまけ(プロフ) - 十六夜星夜さん» うん!!頑張って!!更新楽しみにしてまーすd(´▽`) (2015年9月30日 20時) (レス) id: a890b1cbfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜星夜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/indigo09261/
作成日時:2015年9月29日 20時