【ヒプマイ】狂ったように愛して3【反応集】

【麻天狼】 ページ7

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神宮寺寂雷


「不安なことがあったら、抱え込まず私に話してくださいね」


彼に妊娠報告してからというもの、医者ということも相まって定期的に貴女の健康状態を確認してくれる彼。

また、メンタルケアもしてくれようとする為貴女はどこか不満気な顔を向けました。

『私は寂雷の方が心配なんだけど！』

「私、かい？」

彼は仕事で忙しいにも関わらず、休日の日も貴女より早く起きて朝食の準備をしてくれます。

そんな彼をとても心配している様子の貴女。

『休日ぐらいのんびりしよ』

彼の手を握り、肩に頭を寄せた貴女に少し驚いた表情を見せる彼ですが、次第に穏やかな表情に代わり。

その後は二人仲良くソファで昼寝を堪能したのだとか。




伊弉冉一二三


「俺っち、仕事辞めようと思うんだ」


珍しく彼から大事な話があると言われた貴女。

どうしたのかと不思議に思っていると、彼は突然貴女にそんなことを告げます。

驚く貴女を余所にいつになく真剣な様子の彼。

どうやら生まれてくる子供が自分の仕事のせいでいじめられてしまうのでは、と心配しているようです。

彼にとってこの仕事がどんな存在であるかをちゃんと理解している貴女は、ふっと笑みを溢しました。

そして、

『私は、一二三くんのこと誇りに思ってるよ。どんな仕事をしていても』

「っ、でも！」

『この子もちゃんと分かってくれるはず。だって私たちの子どもだもん』

膨らみ始めたお腹を優しく撫でながら貴女は彼にそう言います。

自分のことを誇りだと言ってくれた貴女がいてくれれば、彼はもう迷うことはないでしょう。




観音坂独歩


「っ、何でこんな大事なこと言わなかったんだ！」


仕事が忙しい彼に中々妊娠のことを言い出せずにいた貴女。

彼の久々の休日に、彼は自分のチームメイトから貴女が妊娠していることを聞かされます。

それを聞いた途端すぐに家に帰り、開口一番若干の怒りとともにそう言った彼。

出掛けたはずの彼がすぐ戻ってきたことに驚きながら、貴女はもじもじと言いづらそうに口を尖らせました。

『だって独歩くん忙しそうだったし...』

「忙しくても言うだろ普通！」

彼に怒られどこかしょんぼりしている貴女ですが、その後すぐに彼に抱きしめられ。

「俺を父親にしてくれて、ありがとう」

震える声でそう言った彼の頬を、一粒の涙が流れていきました。




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