【ヒプマイ】狂ったように愛して3【反応集】

【MAD TRIGGER CREW】 ページ47

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碧棺左馬刻


「あ？」



カランと店内で鳴り響いた音にぶつかる視線。

薄く目を細めてこちらを見てくる彼に、貴女の背中を冷や汗が伝います。

逃げなきゃ。

咄嗟にそう判断しましたが時すでに遅し。

「おい、ちょっとコイツ借りんぞ」

店長にそんな言葉を吐けば、ぐっと腕を引かれて貴女は店のトイレへと連れ込まれてしまい。

「どういうことか説明できるよなぁ！？」

そう言って壁に貴女を押し付ける彼の瞳は、怒りの色が宿されていました。




入間銃兎


「...ほう」


内緒でバニーガールとして働いていた貴女。

不幸なことに、普段なら絶対に来ないはずの彼が同僚と一緒に入店したのを目撃してしまい。

咄嗟に彼と距離を取りましたが、そんな貴女を彼が見過ごすはずがありません。

「すみません、こちらにも一杯いいですか」

『っ、はい...かしこまりました』

どうやらこの場では他人の振りをしてくれるのか、淡々と注文をしていく彼。

その状況にほっとしたいところですが、かえって彼の内なる怒りを表しているようで。

引き攣った笑みを浮かべながら貴女はそのまま仕事に専念します。

「さて、今日はこのまま貴女の家に帰りましょうか」

仕事が終われば、敢えてお酒を飲まなかった彼の尋問が待ち受けていることでしょう。





毒島メイソン理鶯



「っ、Aか？」



お互い自分の時間を大事にしたいたからか、普段の生活についてあまり聞いてこなかった彼。

まさか彼がこの場所に来ることはないと踏んでいた貴女は、その状況に思わず動きを止めてしまいます。

『...理鶯、これは、その、』

何の言い訳も浮かばず、幸いあまり店内に客がいないからか静かになる店内。

店長も気を遣ってくれているのか、店裏へと行ってしまい。

そのせいで貴女が逃げる術はどこにもありません。

無言でじりじりと貴女に詰め寄る彼に、逃げようとする貴女を邪魔する壁。

「...先に、男がどれだけ危険かを教えておくべきだったか」

その言葉と共に露わになっている足を滑る彼の手。

どうやら貴女は彼のトリガーを引いてしまったようで。

散々"分からせられた"貴女は、その日を境にバーの仕事を辞めたとか。





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