『「り」りしい「お」かおが「う」つくしい』 理鶯「そうか?...照れるな」 『っ、照れてる理鶯も好き』 理鶯「ああ、小官もだ」 左馬刻「...なんだこの茶番」 ページ34
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『でもそんな私を一郎は何も言わないで受け止めてくれて....っ』
ああ、駄目だ。
我慢した糸がプツリと切れ、私は涙腺が緩んでいるのを感じる。
―――泣いちゃいけないのに。
我慢すればするほど涙は止まることを知らない。
『だ、から...心配っ...かけたくなっ...』
暗い顔で部屋の中に引きこもった時のドアの隙間から見えた一郎の心配そうな顔。
あの顔は今でも鮮明に覚えている。
それからはTDDの皆が毎日のように私と出掛けてくれて。
おかげで今みたいに学校に行こうって思えるようになれた。
そんな皆にまたあの顔をさせてしまうのかな。
そう思ったら誰にも相談なんて出来る訳ない。
私は無理やりにでも涙を止めようと必死腕で目を擦る。
銃兎「おい、やめろっ。目が腫れんだろ!」
そう怒りながら銃兎は私の腕を掴んだ。
『「ら」むだ、「む」っつりだけど「だ」いすきだよ』 乱数「誰!?むっつりなんて言葉教えたの!!」 『...左馬刻』 一郎「あの野郎....ただじゃおかねぇ」 →←『「じゅ」−しーな「う」さぎさん、「と」どめをさしてあげる』 銃兎「....何を物騒なことを言っているんですか」 『これ理鶯の気持ちだと思う、』 銃兎「うっ...」
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琥珀(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しいです!本作はシリーズがかなり続いておりますので、是非気軽に自分のペースでお読みくださいね。 (2021年5月5日 16時) (レス) id: 2e5c416c18 (このIDを非表示/違反報告)
みん - さいっこう!!! (2021年5月5日 15時) (レス) id: 401406e7ba (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» コメントありがとうございます!シリアスが終わればまた色んなキャラとわちゃわちゃさせるつもりなので楽しみにしていてくださいね。リクエストもお待ちしているのでお気軽にどうぞ! (2019年7月10日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがもっと幸せになってくれるといいな (2019年7月10日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しい限りです! (2019年7月5日 5時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月1日 22時