episode29 ページ30
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『そうですか....では私実は花札を持ってきたんですが...』
残念そうに取り出した花札をしまう様な素振りを見せれば帝統は驚くスピードで二人から服を取り上げた。
帝統「乱数、幻太郎。Aを困らせるのはよくないぜ」
乱数「あっ、帝統を使うのはずるいーっ!」
まるでキリッと効果音がつくような笑顔を見せた帝統に思わずお腹の底から笑みが漏れてしまう。
『ははっ、こんなに笑うのは久々ですっ』
目に涙を浮かべながら笑ってしまった私を見て三人はその場で固まる。
え、どうしたの。
状況が全く理解できていない私を余所に三人は何やらコソコソと話し始めた。
帝統「なあ、あの表情は反則じゃねえか?」
幻太郎「そうですね....小生も思わずドキッとしてしまいました」
乱数「僕あのまま食べちゃいたいんだけど」
何だか仲間外れにされた様な気持ちがして一人でソファに座り置いてあったお菓子をもぐもぐと食べる。
三人ってやっぱり仲がいいんだなぁ、と思いながら自分にはそんな人はいないので少し寂しかったりもする。
まあ、自分から作らないようにしてたんだけどさ....。
そんなことを考えていると話は終わったのか三人が同じようにソファに座った。
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琥珀(プロフ) - 椿さん» そんなにですか!とても嬉しいです!更新は不定期ですが待っていていただけると嬉しいです! (2019年6月12日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花 (仮垢)さん» そこまで応援していただいて本当に嬉しい限りです!これからも更新頑張らせていただきますね! (2019年6月12日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 角さん» 返すのを遅くなってしまい申し訳ありません!まだまだ下手くそな文章ですが楽しみにしていただけると嬉しいです! (2019年6月12日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - もう、最高です!なんかもう、こう、素晴らしいの極みというか、とにかく強いというか…(語彙力の限界)です。更新頑張ってください!待ってます! (2019年3月9日 4時) (レス) id: d777525640 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - だろうけど……でも、うちは応援してるからな!!幸せになってーな!!あ、あと作者様!オチはらむだちゃんか一二三か独歩だと個人的に嬉しいので、その3人に1票入れておいてくださいな♪続き楽しみに待ってます!!!!!!!!!!!!!!! (2019年1月9日 4時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2018年12月30日 15時