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episode37 ページ40

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『今日は本当にありがとうございました』


理鶯「いや、礼を言わなくてはならないのは小官の方だ。Aと話すのは楽しかったぞ」




結局二人で料理をつくることになりパスタを作って二人で食べているとあっという間にお店に行く時間になってしまった。



時間が経つのって案外早いなー。






意外だったのは理鶯が料理上手だったということ。

完成した料理は味といい、盛り付け方といい非の打ちどころないほど完璧なものだった。




そんな意味も含めて玄関前でお礼を言い、軽くお辞儀をする。



『今日一日理鶯にはしてもらってばっかでしたね。また今度お礼をさせてください』




そう言えばお礼はいらない、と言われてしまったのだけれどもその後理鶯は何かを考え込んだ顔つきになる。

そして何かを言おうか言わないか迷っているのか「そうだな...」と呟けば黙ってしまった。



『理鶯.....?』


どうかしたんだろうか、と思いそのまま見つめる。






理鶯「....またこうして小官の話でも聞いてくれないか」






私の反応を窺っているのか眉を寄せて心配そうに私を見る理鶯はまるで大きな犬の様。



不覚にも可愛い、なんて思ってしまった。



『もちろん。またお話聞かせてくださいね』





そう言って理鶯に微笑みかければ家を出た。

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琥珀(プロフ) - おにぎりさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると、本当に嬉しい限りです! (2022年9月22日 10時) (レス) id: df97482346 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - もうめちゃめちゃ良かった!です! (2022年9月21日 18時) (レス) @page4 id: 7770a83983 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 九鬼さん» えええそんなことを言ってくださるなんて....!ありがとうございます!! (2018年12月30日 6時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
九鬼(プロフ) - 一言言わせてください!すき! (2018年12月30日 0時) (レス) id: 779dfe7ec9 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - スルメさん» 本当ですか!有難うございます...!これから起こる衝撃の展開を是非楽しみに待っていてください! (2018年12月29日 8時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2018年12月24日 22時

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