動物拾いましたが… 浦島坂田船

九匹 ページ11

Aside

私の叫びに三匹が飛び起きる。

貴『あ、うらたくん、坂田くん、センラくんおはよう。変態がいるから、部屋から出ていてね。』

私が真顔で三匹に言うと、三匹は首をかしげ、私の指さしている所を見る。
その瞬間…

う『こいつ…やりやがった。正直やるなら坂田だと思ってたわ…』

坂『ひどない!?』

セ『昨日のお酒で酔ったから、戻ったんでしょうね…』

目の前の三匹が日本語を喋っていました。




貴『えっと…うらたくんと坂田くんとセンラくん…だよね？』

三匹がいきなり喋ったから私が今までにないくらい困惑して三匹に問う…

う『あぁ、そうなんだけど…この姿じゃ説明できないな…Aさん…だよね？悪いけど大人の男性が着れる服を四着持ってきてくれない？』


貴『あ、はい。』

何がなんだかよく分からないので、ひとまずうらたくんの言われた通りにするため、家族が泊まりに来たとき用のタンスから父の服を引っ張りだし、寝室に戻る。

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