パンドラの匣 2

８３　笑ってはいけない迷い犬 ページ34

とある広場に集められた五人の迷い犬

敦「あの、今回の企画って一体・・・」

太宰「ごめん 私も知らない」

中原「なんでこの面子なんだよ・・・」

芥川「太宰さん・・・」

谷崎(え？本当に僕はなんでいるの？)

ゴーゴリ「ハハハーハ！！どうやら全員集まっているようだね！！」

箱庭「うん 見ればわかるね」

敦「今回の企画って・・・？」

箱庭「うん今回の企画は・・・君たち五人に大晦日恒例！！「笑ってはいけない」を

やってもらうよ！！」

敦「あと一個って演劇のはずじゃ」

ゴーゴリ「それだけじゃつまらないからね！いろいろ仕込んでいく中で演劇もやるよ！！」

箱庭「今回の舞台は警察学校！！現役特殊制圧部隊も監修です！」

ゴーゴリ「ガチだよね！」

箱庭「さぁ！そこのカーテンの中に各自衣装があるからそれに着替えて！

んでバスに乗って学校行くよ！」

ゴーゴリ「さぁ！レッツゴー！！」


五分後


箱庭「えっと・・・私たちも着替えたね」

ゴーゴリ「匣ちゃんは軍服なんだね！！」

箱庭「ゴーゴリはいつぞやの警官服だね かつらはないけど」

ゴーゴリ「似合う！？」

箱庭「普通」

ゴーゴリ「それじゃあ出てきてもらおうか！！まずは・・・太宰治！！」

シャっとカーテンが開き太宰が出てくる

その恰好はゴーゴリと同じ警察官の服・・・という訳ではなく黒のスーツ

ゴーゴリ「ホスト・・・？」

箱庭「ホスト・・・だね」

太宰「え？それ褒めてるの？」

箱庭「次行きましょ次！」

太宰「え！？スルー！？」

箱庭「谷崎さん！どうぞ！」

谷崎「なぜ・・・？」

学ラン姿の谷崎が出てきた

谷崎「警察学校の設定無視しすぎでは？」

箱庭「警察学校・・・学校・・・制服 というノリ」

谷崎「えー 箱庭「考えたのは組織のトップ達」 あ、なんか納得・・・」

ゴーゴリ「芥川龍之介！」

芥川「なぜ僕がこのような格好を・・・」

猟犬の軍服を着ている芥川

箱庭「お、似合う」

太宰「えーなんか芥川君のだけまとも・・・」

箱庭「じゃあラスト二人は同時に出てきてくださーい！」

ゴーゴリ「それじゃあ、どうぞ！！」

中原「おい！！なんだこの服！！」

敦「なんで・・・こんな服・・・」

セーラー服を着ている中島と女子のブレザーを着ている中原

箱庭「わぁー可愛い」

中原「こういうのは箱庭とか女子が着るやつだろ！！」

ゴーゴリ「じゃあバス乗ろうか！！」

箱庭「はーい 此方でーす」

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