パンドラの匣 2

８４　笑ってはいけない迷い犬 ページ35

箱庭「じゃあこのバスに乗って」

ゴーゴリ「乗ったらもう笑っちゃだめだからねー」

太宰「よし・・・！敦君！ちょっと乗って来て！！」

敦「え！？僕からですか！！？・・・別に良いですけど・・・」

中島がバスに乗り込んだ

すると箱庭がポケットから笛を取り出し思いっきり息を吹き込む

ピー！と音が鳴り、

箱庭「笑ってはいけない！警察学校！！」

ゴーゴリ、箱庭「START！！」

太宰が中原を呼び、耳元で何かを言って騒いでいる

そしてそれを不思議そうに眺めている芥川と谷崎

進行側の二人は

絶対何か仕掛けてくる・・・と確信していた

中原「あ―――・・・・チッ！

二度目はなくってよ！！」

敦「ぶほっ！！」

太宰「ＷＷＷＷＷ！！！」

谷崎「っ〜〜〜〜！！！！」

芥川「ごっほ！！ごほっ！！くっ・・・」

箱庭「中島ーＯＵＴー！！」

ゴーゴリ「しばき隊お願いしまーす！！」

乱歩「はーい！」

スパァン！！

敦「痛っい！！」

乱歩「ばいばーい！！」

敦「なんで僕だけなんですか！？」

箱庭「え、だってまだ中島君以外バス乗ってないし・・・」

敦「真顔で言わないでさい！！」

ゴーゴリ「はいはーい！！早く全員乗って！！」

箱庭「バスＳＴＡＲＴ！！」

太宰「どのくらいで学校つくの？」

箱庭「十分ぐらいですよ」

ゴーゴリ「あ、その間にも仕掛け人来るからねー」

敦「えー・・・」

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