天才ゲームメーカーと天才リベロ V8【イナイレ】

第312話-ブラジル戦- ページ36

円堂｢どうして？｣

《ロニージョ、敵味方構わず独り舞台！》

土方｢ロニージョ！あっ！｣

《ロニージョ、シュート！》

円堂｢あっ！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

そのシュートは、またもゴールから逸れた。

すると突然、ザ･キングダムの選手達は俺達からマークを外して、ロニージョをマークした。

《おや？ザ･キングダムは、イナズマジャパンのFWからマークを外しました。
そして、新たにマークをつけたのは…な、なんと！ザ･キングダム、キャプテンのロニージョをがっちりとマーク！》

《1人吐出しているロニージョを、押さえようということでしょうか？》

円堂｢どう思う？｣

鬼道｢分からん。ただ、ここまでのザ･キングダムとも空気が変わったのは確かだ。｣

円堂｢豪炎寺達のマークが外れた今がチャンスだ。繋いでくれよ。｣

鬼道｢あぁ。｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《試合再開です！ザ･キングダム、ロニージョを押さえた真意は何か！
その間に、イナズマジャパンが上がっていく！》

俺はパスを受けて、ドリブルで上がっていく。

円堂｢よーし、行け！｣

ラガルート｢ローリングスライド！｣

ヒロト｢うわあっ！しまった！｣

《ローリングスライド成功！ボールは、ラガルートが取った！》

ラガルート｢レオナルド！｣

《こ、このフォーメーションは…！》

｢行くぞ！ザ･キングダム、必殺タクティクス！｣

｢おう！！｣

円堂｢来るぞ！｣

風丸｢止める！｣

｢アマゾンリバーウェーブ！｣

風･ヒ｢うわあああっ！｣

《宇都宮がアマゾンリバーウェーブに挑む！》

虎丸｢豪炎寺さん、フォロー頼みます！｣

豪炎寺｢待て！｣

虎丸｢掴んだ！うおおおっ！｣

豪炎寺｢虎丸！｣

虎丸｢うわっ…ぐはっ！｣

豪炎寺｢虎丸！｣

虎丸｢俺が甘く見てました。｣

土方｢ブレードアタック！｣

｢ロニージョ！
プログラムなんかに負けるな！｣

飛鷹｢打たせねえ！あっ！｣

円堂｢いかりのてっついV2！うっ、うわっ！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《ゴォール！円堂、止めきれず！こぼれ球を押し込まれました！》

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

｢行くぞ！｣

｢おう！！｣

｢アマゾンリバーウェーブ！｣

鬼･壁･土｢うわあああっ！｣

｢ロニージョ！｣

円堂｢いかりのてっついV2！うわっ！｣

飛鷹｢ふっ！｣

円堂｢飛鷹！｣

ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《前半終了！ザ･キングダムが1点リード！
後半戦、イナズマジャパンがどう戦うか、注目されます！》

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