第299話 ページ23
※ストーリーの関係上、ロニージョが八百長を持ちかけてきたのは、この次の日とします。
次の日、私は久遠監督に言われて、病院に来ていた。
「鬼道Aさん、どうぞ。」
A「はい!」
名前を呼ばれて、病室に入る。
「今日はどうしたんですか?」
A「最近、よく足が動かなくなることがあって…」
「ふむ…」
先生は、私の足を見た。
「それ以外に、何か異常はありませんか?」
A「いえ、特には…」
「分かりました。検査をするので、そこに横になって下さい。」
A「はい。」
横になると、目を閉じてと言われ、私は目を閉じた。
「はい、もういいですよ。」
数分後、そう言われて、私は目を開けた。
「検査の結果が出るまで、待合室で待ってて下さい。」
A「はい。」
私は会釈をして、病院を出た。
A「サッカーしたいなぁ…」
私は、病院の天井を見上げて呟いた。
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※オリキャラ出てきます。
久遠side
prrrr…prrrr…
久遠「はい、久遠です。」
一条「もしもし、一条です。」
一条さんは、響木さんの通院している病院の医院長だ。
久遠「わざわざお電話ありがとうございます。それで、Aは…」
一条「検査の結果、鬼道Aさんの脳に異常が見つかりました。病名は、___です。
しかも厄介なことに、進行はかなり進んでいるのに、初期症状があまり出てないようで…
調べてみると、幼少期に頭を強く打ったことがあったようで、それが関係しているかと。
早急に手術をすることをお勧めします。」
久遠「…分かりました。」
一条「鬼道さんにはこちらから伝えておきます。
辛いことでしょうが、現実とは向き合わなければいけませんので。」
久遠「…よろしくお願いします。」
一条「では、またお電話します。」
ピッ…
久遠「…」
久遠side終了
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A「…」
木野「Aちゃん、おかえりなさい!お昼まだよね?」
木野さんが私に気付いて、駆け寄ってくる。
A「いらない…」
私はそう言って、部屋に戻った。
バタンッ…
A「うっ…」
1人になった途端、涙が溢れてきた。
一条『鬼道さん、君は…脳梗塞にかかっています。』
A「──────っ!!!」
私はその日、初めて自分の運命を恨んだ。
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遊星(プロフ) - この話、続き「part9」が気になるんですが何故更新しないんですか? (12月12日 14時) (レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ちょっと新しいことに挑戦したいなって思って笑 最初からトリップすることは決めてました笑 (2019年12月1日 20時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - もしかして……死んだ? と思いきや、アレスへのトリップ!! 声に出しちゃいました(笑) 「これは面白いことになるなぁ」 って(笑) (2019年12月1日 19時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リン サブさん» すみません、ミスです(泣)夢主ちゃんは手術が終わって、今は意識が戻ってない状態です! (2019年12月1日 16時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン サブ - 夢主ちゃんは手術中でしょうか? 文章中の中に夢主ちゃんの一文があったのですが..... (2019年12月1日 9時) (レス) id: d96d89c845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年11月25日 15時