第265話 ページ17
皆「わあ〜〜っ!」
壁山「が、外国っす…」
栗松「どこもかしこも、サッカーばっかりでやんす!」
冬花「あっ、イナズマジャパンの旗!」
木野「ほんとだ!」
鬼道「サッカーアイランドか。その名に相応しい島だ。」
風丸「ここに集まってくるんだな。世界の国から選ばれた、最高のプレーヤー達が。」
豪炎寺「遂に来たんだな、世界に。」
円堂「あぁ!」
私達はイナズマキャラバンに乗り、宿に向かった。
音無「ここが島の中心となる、セントラルストリートです。」
音無さんが、バスガイドをしてくれる。
綱海「南の島って感じだな。いいじゃねぇか!元気出てきたぜ!」
しばらく走っていると、景色が変わった。
綱海「あれ?南の島じゃなくなったぜ?」
目金「よく気が付きましたね。なんとこの島は…」
音無「出場チームが最大限に力を発揮出来るように、そのチームが滞在するエリアには、母国と同じ街並みを再現してるようですよ。」
走っていると、また景色が変わった。
音無「ここは、イギリスエリアですね。
街並み再現のために、本国から取り寄せた数百年前のレンガを使っているそうです。」
円・立・風「へぇ〜。」
木野「落ち着いた雰囲気が、歴史と伝統を感じさせるわね。」
壁山「紅茶もいいっすけど…」
綱海「なんだか、腹減ってきたな。」
壁山「はいっす。」
木野「台無し…」
音無「ここは、イタリアエリア。
地中海の街並みが、忠実に再現されています。」
虎丸「凄いですね、この島!」
染岡「ここにいるだけで、世界旅行が出来るじゃねぇか!」
円堂「あっ!古株さん、止めてください!」
円堂君の声に、イナズマキャラバンが止まる。
円堂「見ろよ!」
窓の外を見ると、サッカーをしている人達がいた。
立向居「あれは?」
風丸「おそらく、イタリアの代表チームだな。」
「FW!常にパスラインを意識して攻め上がる!
中盤!常にボールと敵の位置を把握!ボールを奪われる状況を、いつも想定しておくこと!
ディフェンス!チャンスがあれば攻め上がる!守る意識だけでは勝てない!」
円堂「あいつ、フィールドの真ん中にいるのに、後ろのディフェンス陣の動きまで見えているのか?」
A「まるで、後ろにも目があるみたい。」
ヒロト「世界のトップレベルの中にはいるそうだよ。空から見ているかのように、フィールドの全てを見ることが出来るプレイヤーがね。」
鬼道「フィールドの全て…」
円堂「これが世界か!」
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苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ありがとうございます! (2019年11月16日 16時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 続編おめでとうございます!! (2019年11月15日 17時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年11月15日 0時