第226話 ページ28
飛鷹「昔のダチが、とんだご迷惑を。」
円堂「どういうことなんだよ?飛鷹。」
飛鷹「すみません、キャプテン。昔のことは勘弁してください。」
円堂「分かった。」
A「飛鷹君、さっきは助けてくれてありがとう!」
私は、飛鷹君に笑いかけた。
飛鷹「いえ…こちらこそ、唐須から助けるためとはいえ、鬼道さんのこと“そんな奴”なんて言って、すみませんでした。」
A「そんなこと気にしてないよ!飛鷹君がそんなこと言うわけないし、それに私を助けるためだって分かってたから!」
飛鷹「ありがとうございます。では。」
そう言うと、飛鷹君は歩いていった。
円堂「昔のこと、か…虎丸のことも、これ以上首を突っ込まない方がいいのかな。」
豪炎寺「円堂。俺はチームメイトとして、虎丸のことが知りたい。」
円堂「え?」
豪炎寺「苦しいことも辛いことも、一緒に乗り越えていくのがチームメイト。それを教えてくれたのはお前だろ。」
円堂「分かった。行こう。」
冬花「守君。私も一緒に行っていい?」
円堂「え?あぁ、もちろん!」
【虎ノ屋】
円堂「虎ノ屋?」
豪炎寺「ここに虎丸が?」
音無「はい。確かに入って行きました。」
円堂「そうか。」
「何か御用かしら?」
円堂「ああっ!」
振り向くと、綺麗なお姉さんが立っていた。
円堂「俺達は虎丸と、同じチームの…」
「虎丸君と?」
虎丸「何騒いでるんだよ?乃々美姉ちゃん。俺、今から出前に…キャプテン…豪炎寺さん…鬼道さん…」
その後、虎丸君は出前に行き、私達は虎丸君のお母さんからお店のことを聞いた。
円堂「えぇ!?虎丸が、このお店を1人で切り盛り!?」
虎丸母「えぇ。仕込みから買い出し、出前まで頑張ってくれて。」
豪炎寺「練習の後でか。」
音無「凄いですね、虎丸君。」
虎丸母「お弁当屋の乃々美ちゃんが手伝ってくれるから、助かってるんですけどね。」
乃々美「困った時はお互い様やん、おばさん。」
虎丸母「でも、私の体が弱いせいで、あの子には苦労をかけっぱなしで…本当はめいいっぱい練習したいはずなのに。」
カランッ!
虎丸「ただいまー!
あっ、ダメじゃないか、母さん!休んでてよ!店はまだ忙しくないんだから。」
虎丸母「悪いね、虎丸。」
虎丸「いいんだよ、店のことは俺に任せとけって!」
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苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» 私、てっきり日本人だと思ってました…笑 (2019年11月16日 15時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 苺の花さん» 漢字的に………かな?と思ってました。 (2019年11月15日 16時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» 私もびっくりしました!亜風炉照美って、韓国系の名前なんですか? (2019年11月14日 23時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - まさか、照美の母国が韓国だったなんて………… 確か照美の本名って『亜風炉照美』でしたよね。 名前的に韓国だとは思っていましたけど……;; あれ聞いたとたん、一瞬自分が凍り付きました (2019年11月14日 22時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 苺の花さん» 母親思いでいい子だ……!! (2019年11月11日 22時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年11月3日 15時