第141話-イプシロン改戦- ページ42
吹雪「俺は、完璧にならなきゃならないんだ!」
ドーンッ!
吹雪「!?」
円堂「!?」
皆「!?」
デザームは、吹雪君のエターナルブリザードを、片手で止めた。
角馬「なんとデザーム!あのエターナルブリザードを、軽々と片手でキャッチしてしまったァ!」
吹雪「そんな…馬鹿な…」
デザーム「楽しみにしていたが、この程度とはな。お前はもう必要ない。」
吹雪「…!」
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吹雪side
デザーム「楽しみにしていたが、この程度とはな。お前はもう必要ない。」
吹雪「…!」
途端、目の前が真っ暗になる。
必要ない…
士郎としても、必要ない…
アツヤとしても、必要ない…
じゃあ…僕は…俺は…
何なんだーーーーっ!!!!
『__君!』
ごめん…
君の声も…お前の声も…もう聞こえない…
吹雪side終了
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ドサッ!
円堂「吹雪!」
皆が、吹雪君に駆け寄る。
円堂「吹雪!吹雪!吹雪!!」
私は、観客席を降りて、皆の所に駆け寄った。
A「吹雪君!」
鬼道「義姉さん!」
吹雪君は、目に光が灯っていなかった。
A「吹雪…君…」
瞳子「選手交代!」
A「監督、私が入ります!」
円堂「え?」
鬼道「待て、義姉さん!まだ安静にしておかないとダメだ!」
A「でも…!」
瞳子「鬼道君の言う通りよ。まだ貴方を試合に出すわけにはいかないわ。」
A「…」
私は、拳を握りしめた。
瞳子「目金君、吹雪君と代わりなさい。」
目金「は、はい!」
円堂「A、吹雪を頼む。」
A「うん。」
私は、吹雪君を支えて、ベンチに戻った。
A「吹雪君…大丈夫、円堂君達は絶対負けないよ。」
私は、吹雪君の手を握って、前を向いた。
角馬「なんと、試合前半にも関わらず、吹雪が交代!代わってFWに目金が入ります!」
円堂「行くぞ、皆ー!」
土門「吹雪が抜けたから弱くなったなんか、言わせねぇよ!」
綱海「任せとけ!吹雪の分まで、やってやる!」
塔・浦「うん。」
ピピーッ!
角馬「試合再開!」
壁山「ザ・ウォール!うわっ!」
塔子「ザ・タワー!うわあっ!」
綱海「うおおおおっ!なに!?」
土門「キラースライド!」
目金「き、来た!」
浦部「あっ!」
角馬「攻めの中心、吹雪の交代で、雷門は防戦一方!全く攻め手がありません!」
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条介嫁 - 今更ながら初コメ失礼します。鬼道オチのを見た後見つけちゃってまたまた拝見させてもらってます!!と、ここで初コメながら……条介オチ作ってください!! (11月30日 9時) (レス) id: c880e5c60f (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - 美味しい木材さん» ありがとうございます^ ^ (2019年10月20日 20時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
美味しい木材(プロフ) - ものすごく面白いです!更新頑張ってください! (2019年10月20日 20時) (レス) id: 9f6bf4ed89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年10月9日 16時