第114話 ページ15
《本船は、次の停泊地
ﾌﾟｵｰｯ!
A｢わぁ〜！有人君、見て見て！魚がいっぱいいるよ！｣
鬼道｢義姉さん、あんまり身を乗り出すと落ちるぞ。｣
A｢大丈夫だよ！あっ、跳ねた！｣
ﾊﾞｯｼｬｰﾝｯ!
壁山｢先輩！！｣
大きな波音と壁山君の声がして見ると、目金君が海に落ちていた。
目金｢助けて！誰か！誰かぁ！｣
A｢大変！｣
鬼道｢おい！｣
私は身を乗り出して、海に飛び込もうとした。
すると、海の中を泳いで来た男の子が、目金君を助けてくれた。
壁山｢よかったっす！｣
塔子｢凄い！誰だあいつ？｣
円堂｢全く…｣
目金｢い、いや…あまりに珊瑚が美しいんで…｣
円堂｢気を付けてくれよ。｣
円堂君は目金君にそう言って、男の子を見た。
円堂｢ありがとう！君は目金の命の恩人だ！｣
｢よせよ、礼を言われるほどじゃねぇって。｣
目金｢そうですよ…僕だって泳げるんですから…｣
｢馬鹿野郎！｣
目金｢ひっ！｣
｢海を甘く見んな！海は命が生まれる所だ。命を落とされちゃ堪んねぇよ！｣
目金｢はい…｣
｢まっ、とにかくさ、無事で何よりだ。｣
円堂｢あっ…｣
｢じゃあな。｣
男の子はそう言って、歩いて行った。
塔子｢次の船は明日！？｣
一之瀬｢まさか、一日一便とはな…｣
浦部｢アンタのせいやで！｣
目金｢そんな！僕も被害者ですよ！｣
浦部｢アンタは自業自得やろ。｣
夏未｢今日はこの島に泊まるしかないわね。｣
円堂｢よし、連絡するぞ！｣
夏未｢え？｣
土門｢練習って…｣
塔子｢何処で？｣
円堂君は、砂浜を指差した。
砂浜に簡易的なゴールを作って、私達は練習を始めた。
鬼道｢行くぞ、円堂！｣
円堂｢よーし、来い！｣
鬼道｢ふっ！｣
円堂｢パッと開かず！グッと握って…ダン！ギューン…ドカーン！｣
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条介嫁 - 今更ながら初コメ失礼します。鬼道オチのを見た後見つけちゃってまたまた拝見させてもらってます！！と、ここで初コメながら……条介オチ作ってください!! (11月30日 9時) (
レス) id: c880e5c60f (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - 美味しい木材さん» ありがとうございます^ ^ (2019年10月20日 20時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
美味しい木材(プロフ) - ものすごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年10月20日 20時) (レス) id: 9f6bf4ed89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月9日 16時
