第255話 ページ10
マクスター《さぁいよいよ、FFIも決勝トーナメント!
決勝トーナメント第1試合は、グループBをトップで突破した、ブラジル代表ザ・キングダム対グループAの強豪相手に2位通過した、日本代表イナズマジャパンの対戦です!
果たして、この試合に勝利して、決勝戦へ進むのは、どちらのチームか!?》
レヴィン《イナズマジャパンがザ・キングダムのサッカーについていけるのか、そこがこの試合のポイントですね。》
マクスター《ところで、ザ・キングダムの監督がまだ来ていないようですが…何か問題でもあったのでしょうか?》
ドーンッ!
マクスター《な、なんでしょう?スタジアム全体が揺れています!》
上を見上げると、巨大な飛行艇があった。
風丸「な、なんだあれは?」
マクスター《飛行艇です!スタジアム上空に、巨大な飛行艇が現れました!》
A「なんで…!」
円堂「ガルシルド!?」
飛行艇の中から出てきたのは、逮捕されているはずのガルシルドだった。
マクスター《な、なんと!中から現れたのは、ザ・キングダムのガルシルド監督!
なんと、華々しい登場でしょう!これぞまさに、FFI!》
土方「なんであいつがここにいるんだよ!?警察に捕まったんじゃないのか!?」
久遠「そうですか。」
秋「監督!」
久遠「警察では、そのような証拠を受け取っていないそうだ。」
皆「!?」
綱海「受け取ってねえって…」
鬼道「警察にまで、手を回したということか?」
土方「どうすりゃいいんだよ?
ガルシルドがいるってことは、俺達が勝ったら、ロニージョ達の家族はとんでもないことに…」
壁山「そんなこと出来ないっす…」
みんな、顔を伏せている。
A「…この試合、勝つよ!」
私は、みんなを見て言った。
皆「!?」
虎丸「でも、俺達が勝ったら、ロニージョ達の家族は行き場を失って…」
A「分かってるよ。でも、勝たなきゃいけない。
ガルシルドの好きにさせないために、(人1)兄や響木さんに勝利を伝えるために、私達の大好きなサッカーを戦争の道具なんかに使わせないために!」
円堂「A…」
鬼道「Aの言う通りだ。
あんな奴の好きにはさせない!」
私達は、円堂を見た。
円堂「あぁ、そうだな!みんな!この試合、必ず勝つぞ!」
皆「おぉ!」
マクスター《さぁ、両チームがポジションにつきました!
間もなく試合開始です!》
円堂「よーし、行くぞ!」
A「((人1)兄…絶対勝つから…!)」
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年5月10日 12時