第256話-ブラジル戦- ページ11
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
マクスター《今、キックオフです！》
虎丸｢あっ！｣
マクスター《ロニージョがボールを奪った！》
ロニージョ｢行くぜ、ボーイ。｣
円堂｢あっ…ロニージョ？｣
A｢…｣
私は、ロニージョを見た。
鬼道｢チェックだ！｣
風丸｢よし、俺が！てやあっ！なっ…飛んだ？｣
鬼道｢あっ！なんて、テクニックなんだ！｣
マクスター《今日のロニージョは、ひと味違うぞ！》
レヴィン《これまでの試合でも、華麗なプレーを見せてくれましたが、今日は更にレベルアップしていますね。》
A｢ロニージョ！｣
私は、ロニージョの前に立ちはだかった。
｢ロニージョ！｣
A｢なっ！｣
ザ･キングダムの選手がパスを求めているのに、ロニージョは1人で上がっていく。
レヴィン《ザ･キングダムの強さは、華麗な個人プレーの連携によるものだと思っていましたが、今日に限ってはロニージョの独壇場ですね。》
鬼道｢囲いこめ！｣
吹雪｢スノーエンジェル！あっ！｣
飛鷹｢真空魔！なに！？｣
壁山｢今度は俺っす！えっ！？｣
土方｢スーパーしこふみ！｣
マクスター《ロニージョ、土方を交わした！まさに神業！
ロニージョ、シュート！》
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
マクスター《おっと、外した！ゴールの遥か上を飛び越えてしまった！》
土方｢ロニージョ！なんで、チームメイトにボールを渡さねえ？
あいつらを信用してねえのか？
今までガルシルドの野郎に屈してても、ザ･キングダムのサッカーは守ってきただろ！みんなのために、頑張ってきたじゃねえか！｣
ロニージョは、ポジションに戻る。
円堂｢ロニージョ…｣
ｶﾞｼｯ!
私は、ロニージョの腕を掴んだ。
A｢なんで、何も答えないの？｣
ロニージョ｢…｣
ロニージョは、私の手を振り払って、歩いて行った。
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
A｢…？｣
私は、ロニージョに違和感を感じた。
円堂｢行くぞ！｣
マクスター《さぁ、円堂からのボールを受けて、風丸が上がっていく！
ガトを交わし、鬼道へ！更に繋いで、着実に切り込んでいく、イナズマジャパン！》
ラガルート｢ローリングスライド！｣
A｢きゃあっ！くっ…｣
ラガルート｢よし、繋ぐぞ！｣
｢こっちだ！｣
ラガルート｢うわっ！｣
マクスター《ラガルートのボールを、ロニージョがカットした？》
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年5月10日 12時
