第280話 ページ35
夏未｢それでは、雷門中サッカー部、卒業試合を始めます。
今日は、遠くから集まってくれたみなさんと一緒に、楽しみたいと思います。
では、チーム編成を発表します。
響木監督の指揮による、雷門サッカー部最初のイレブン、Aチーム。
そして、久遠監督の指揮による、後から雷門サッカー部に参加してくれたイレブン、Bチーム。｣
円堂｢ん？夏未、Bチーム、2人いないぞ？｣
夏未｢あら？本当ね…どうしましょう？｣
ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯ…
突然、地面が揺れ始めた。
皆｢！？｣
宍戸｢なっ、なんだ？｣
塔子｢宇宙人が攻めてきたのかもよ！｣
リカ｢シャレにならんて。｣
冬花｢あっ！何か来ますよ！｣
円堂｢なっ…｣
鬼道｢これは、まさか…！｣
秋｢なんだが、昔…｣
春奈｢こんなの見たような…｣
円堂｢あれは…！｣
鬼道｢帝国学園…！｣
鬼道side終了
卒業式を終えて、雷門中に向かう。
佐久間｢よぅ！｣
源田｢間に合ったな！｣
風丸｢源田！｣
染岡｢佐久間！｣
綱海｢なんだ、お前らだったのか！｣
リカ｢人騒がせなやっちゃな！｣
佐久間｢卒業試合なんだってな。｣
虎丸｢あっ、不動さんも！｣
不動｢せっかくだから、見に来てやったぜ。｣
A｢久しぶり。｣
(人1)｢よっ！｣
鬼道｢A、(人1)！｣
円堂｢A、目見えるようになったんだな！｣
私は、両目でみんなを見た。
A｢うん。(人1)兄も、帝国学園に転入して、サッカー部に入ったんだよ。｣
鬼道｢そうなのか？｣
(人1)｢おう！｣
円堂｢そうだ！Bチームが2人足りないんだ！Aと(人1)、入ってくれよ！｣
(人1)｢おう、もちろんだぜ！なっ、A！｣
A｢うん！｣
私達は、グラウンドに降りた。
夏未｢それでは改めて、卒業試合を始めたいと思います。｣
圭太｢さぁ、キックオフです！
実況はお馴染みこの私、雷門の激戦をお伝えすること早2年！雷門中学将棋部部長、角馬圭太でございます！
この夢の対決をみなさまにお届けすることが出来、小生最早涙！涙でございます！｣
円堂｢よーし！みんな、行くぞ！｣
皆｢おぉ！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年5月10日 12時
