第273話-コトワール戦- ページ28
マクスター《全世界が注目するFFI決勝戦。イナズマジャパン対リトルギガント。同点で、後半戦を迎えます。
イナズマジャパンは、風丸に代わって、不動を投入してきました。》
レヴィン《前半とは、攻撃のリズムを変えようという、久遠監督の狙いでしょう。》
私達は円陣を組んで、円堂を見つめる。
円堂「みんな、行くぞ!」
皆「おぉ!」
マクスター《リトルギガントもピッチに入っていきました。
なんと、GKロココをFWに投入です。
確かに、エリア別予選では、ロココはFWとして出場し、得点を記録しています。
ですが、この大会に入ってからは一度もありません。
大胆な作戦を取ってきました。リトルギガント、アラヤ監督。》
レヴィン《前半で見せたあのゴールからのキックを考えれば、これは面白いかもしれませんね。》
A「ロココがFWだったなんて。」
鬼道「あいつのゴールからのキックを思い出せ。」
A「…油断出来ない。」
円堂「分かってる。」
吹雪「僕と綱海くんで、マークにつくよ。」
綱海「あぁ。奴にシュートは打たせねえよ!」
円堂「よし、行くぞ!」
皆「おう!/はい!」
マクスター《さぁ、間もなく後半戦が開始されます!
果たして、勝利の栄冠を掴むのは、日本代表イナズマジャパンか?それとも、コトワール代表リトルギガントか?》
ピピーッ!
マクスター《後半開始のホイッスルが、鳴り響きました!》
不動「お手並み拝見といこうか!」
マクスター《速い!不動を抜き去った!》
吹雪「ここから先は行かせない!真スノーエンジェル!」
マクスター《吹雪と壁山が、ロココを封じた!》
虎丸「ヒロトさん!」
ヒロト「天空落とし!」
「ウォルター!」
「はあっ!」
マクスター《止まらない!このまま、決まってしまうのか!?》
「ゴッドハンドX!」
ヒロト「なに!?」
マクスター《止めたー!なんと、ケーン・サイトーもゴッドハンドXを繰り出した!
ウォルターと2人がかりで、基山の天空落としを防ぎ切りました!
さぁ、リトルギガントの反撃だ!
ゴーシュにパスが渡った!》
鬼道「ロココには出させない!」
「止められるもんなら止めてみろ!エアライド!」
鬼道「なっ!」
A「行かせない!」
「ゴーシュ!」
「キート!」
マクスター《リトルギガント、個人技では競り勝っていますが、中々シュートまではいけません!》
ロココ「みんな…!」
ロココが、走り出した。
「ロココ!」
綱海「のやろ!」
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年5月10日 12時