第261話-ブラジル戦- ページ16
マクスター《FFI、準決勝。イナズマジャパン対ザ･キングダムは、前半を終えて、0対1とザ･キングダム1点リード！
果たして後半は、どういう展開になるのでしょうか？》
レヴィン《監督、ガルシルド･ベイハンの連行が、ザ･キングダムの選手達にどんな影響を与えたかが、気になりますね。
同時に、復帰したレオン･サムス監督の指揮にも、注目したいところです。》
マクスター《審判が変わり、イナズマジャパンにも選手交代があります。
宇都宮に代わって染岡。久遠監督、FWを入れ替えてきました。》
レヴィン《点を取るために、攻撃のリズムを変えようという狙いでしょう。
準決勝からトーナメント戦、負けたらそこでおしまいですからね。》
マクスター《さぁ、ザ･キングダムのキックオフで、後半開始となります！》
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
マクスター《風月がロニージョのマークについた！
ロニージョ、ガトへパス！
監督が交代したザ･キングダム、後半はどんな戦いを見せるのか？》
A｢ロニージョ？｣
ザ･キングダムは、パスを回し続ける。
ヒロト｢このパス回し…攻めてこないのか？｣
土方｢何故だ、ガルシルドが連行されたっていうのに…｣
マクスター《ザ･キングダム、後半は守りに徹してきました！》
円堂｢ロニージョ…これが、お前達のサッカーなのか？｣
A｢なんで…そんな顔でプレーするの？｣
土方｢がっかりだよ！｣
皆｢！？｣
土方｢ガルシルドから解放されて、本気のザ･キングダムが見れるかって期待してたのによ！｣
ロニージョ｢…｣
｢ロニージョ！｣
私と有人は、頷きあった。
私達は、ロニージョに走っていく。
ロニージョ｢これじゃ、パス出来ない。｣
ロニージョは、逆走した。
ロニージョ｢っ！｣
土方｢ブレードアタック！｣
ロニージョ｢うわっ！｣
マクスター《なんと土方、あのロニージョからボールを奪い取った！》
土方｢これが、イナズマジャパンのプレーだ！｣
マクスター《ボールを奪った土方が、ドリブルでザ･キングダム陣内に攻め上がっていく！》
吹雪｢ふっ！｣
ラガルート｢なっ！｣
マクスター《DFラガルート、あっさり抜かれた！プレーに精彩がありません！》
土方｢サンダー！｣
吹雪｢ビースト改！｣
｢カポエィラス…うわっ！｣
マクスター《イナズマジャパン、後半開始早々同点に追いつきました！》
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年5月10日 12時
