４４２話 血のつながり ページ42
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カ) 『君の役に立てて何よりだよ。
…そうだ、バダップ。エスカバの頭痛の事だけど』
バ) 何かわかったのか？
カ) 『わかったとかではないんだけど…
あの波長をもう少し調べてみようと思うんだ。
時間はかかるかもしれないけど、ミストレの物であれば、
何か他の情報を特定出来るかもしれない。
たとえば、発信源はどこなのか。とか』
バ) なるほど。そうだな、調べてくれると助かる。
ミストレに関する事も、見逃せない重要な情報だからな。
カ) 『そうだね。進展があったら連絡するよ。
君も、何かオレに頼りたい事があれば今回みたいにまた連絡して』
バ) あぁ、ありがとうカノン
そう答えると、カノンは静かに通話を切った
俺やエスカバが未来に戻れないが故に、使用が困難だったプログラムが
カノンがいる事で問題なく使えている
カノンがいなかったら、ここまで進展していなかっただろう。
あまりにも強力な仲間だ。
霧) うーん、菜花の記憶を整理すると、
フェイの記憶だけが生き残りと同じで、他の事に関しては蘇り側だな。
ただフェイが命を懸けて歴史を戻した理由はわからない…と。
黄) なんで、どうしてウチだけなんだろう…？
狩) うーん、確かになんでなんだろうね
血が繋がってるから…とかは理由になるのかな
西) 血のつながりがそうさせてる、っていうのなら、
たしかに黄名子ちゃんがフェイの本当の記憶を一部だけ覚えている事の
理由にはなりそうだよね
黄) フェイと、ウチの、記憶…
血のつながり…
フ) 『…黄名子
これは僕と君の、二人だけの秘密だ』
黄) え？
松) ？どうしたの？黄名子
黄) え？…今、聞こえなかった？
松) なにが？
突然、黄名子が驚きの表情を浮かべた
本人曰く、何かが聞こえたらしい。
周りにはまったく聞こえていなかった為、全員が何の事だろうと首を傾げる
その反応を見て、さらに謎が深まったのか、黄名子は眉間にしわを寄せた
黄) …………
(どうしてやんね、今、はっきり、フェイの声が……)
秘密…って、どういう
白) 菜花、今何が聞こえたんだ？
教えて欲しい。お前の情報が、事件解決のヒントになるかもしれない
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kibu(プロフ) - 痛すぎて笑える子さん» 見て頂きありがとうございます！表紙もお褒め頂き嬉しいです。主目線で白竜はとことん美しい人だといいな〜と思って居ます。引き続きどうぞよろしくお願い致します！ (2023年1月23日 0時) (
レス) id: d2301c5d12 (このIDを非表示/違反報告)
痛すぎて笑える子(プロフ) - 更新と続編ありがとうございます!!最後までお供します!!新しい表紙も素敵です。白竜はこんなにも美しい人だった (2023年1月22日 23時) (レス) id: 12f7a4a974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kibu | 作成日時：2023年1月22日 21時
