現実を見ようぜお嬢さん達よォ…【黒子のバスケ】【女主】 (ページ3)

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No.2『あ"ーしんど。』ページ3

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『あ"ーしんど。』

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私はただいま図書館にいる。

今日から1週間は期末テストの為部活が無く名門である帝光中はスポーツだけでなく勉強面にも厳しいのだ。

成績は特に問題は無いが、私にはある人を越えねばならない…。

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『「あ、」』

『緑間君…こんにちは。』

緑間「栗原か…。」

そう、この緑と髪と眼鏡が特徴的な高身長の変人である【緑間真太郎】である。

いつも1点2点の差でテストで負けてしまう。

「どんな勉強してるの?」と聞けば必ず「人事を尽くしている」としか答えない。

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どんな勉強をしてるのかって聞いてんの!!!←

と毎回思いながら勉強に育む毎日。

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緑間を改めて見ると彼は何処か落ち着きがなかった。

『どうしたの?』

緑間「ああ…。実はだな＿＿＿＿＿」

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緑間「という理由だ。」

『なるほどね。』

緑間は数学の参考書を借りに来たのだがどうやら数学の参考書は貸せられており、今はないそうでがっかりしているそうだ。

『良かったら一緒に勉強しない?』

緑間「何?」

『私、数学得意なの。この前のテストだって100点だったし。』

緑間「いいのか?」

『勿論。その代わり科学教えてくれない?化学反応式とか苦手で…。』

緑間「良いのだよ。」

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こうして勉強することになった。

ちらりと見るとやはり緑間は美形だ。

普通の女子ならばドキドキするこのシチュエーション…。

だがしかし!私はそんな事はしない!!←

でも、科学を教えてくれる事は助かった。
マジで苦手でこの前の小テスト50点だったんだもん←

『ありがとな』ﾎﾞｿｯ

緑間「何か言ったか?」

『んー。なんでもー。』