現実を見ようぜお嬢さん達よォ…【黒子のバスケ】【女主】

No.1『現実を見ようぜお嬢さん達よォ…』 ページ2

．





『暇だなぁ〜…』





ｽﾞｰｽﾞｰっと先程買ったミルクオレを口にしながらそう呟く。




外は見事に晴れていて雲一つなく青い空が広がる。








私はそれをただ何も考えずに見つめ時が流れることを待つ。









．









女子「「キャーーー」」

『うっせー…な』







ぼーっとしていると後ろから女子の悲鳴が聞こえてきた。





ここは教室だ。自分の部屋ではないのに騒がないでほしいものだ。









女子「やっぱ黄瀬くんカッコイイよ!」

女子「赤司くんもカッコイイ♡」

女子「青峰くんもカッコイイよね〜」

女子「紫原くんの壁ドンとか良いかも///」

『…』←







身長2m近くの男に壁ドンとか私の場合50cmの差があるから逃げられる隙間があるから私だったら逃げるな。





実際何、壁ドンしてドキッとするもん?いや違うだろ。



私の場合壁ドンされる前に逃げるな。








．









私の身長を生かして…!←









．









女子「ねぇ、栗原さんはどうおもう?」

『What?』←

女子「発音良いwww」

『何か用あるん?』

女子「栗原さんは2年生バスケ部で誰が一番カッコイイと思う?」






バスケ部で一番カッコイイ人か…







『特にいねーわ。でも強いていえば虹村先輩の方が良いな。部長だし』

女子「先輩じゃんwwww」

『壁ドンとかさどう思う?』

女子「もう憧れ♡」

『あのさ…』

女子「「ん?」」







．








．『現実を見ようぜお嬢さん達よォ…』









．







現実を見ようぜと思いをたっぷり込めながら笑顔で言い放った。








女子「きゅん♡可愛い♡」

『え』

女子「やっぱ、栗原さんカッコカワイイね♡」

『ど、どーも…?』






あ、あれ…?可笑しいな





つーじてない…(泣)






．

No.2『あ"ーしんど。』→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す