肆拾陸ノ型 ページ48
猗「…ククッ……やっぱりお前も人間だ、、脆い存在、鬼には勝てない！」
猗窩座は笑った
猗「…お前も杏寿郎も鬼になれ、、」
そしてまた攻撃を仕掛けてくる
炭「…このままじゃっ！」
姉まで失ってしまうと、炭治郎は姉の元へと走り出そうとした……
けれど、Aは変わらぬ笑顔を見せた
貴「……腕が再生出来てないわよ？、、それに」
貴「…もうすぐ朝……鬼の貴方には眩しすぎる陽の光……貴方の負けね」
そう言うと、東の空から朝日が顔を覗かせている
猗「……朝ッ⁉ やばい！」
私は再生出来ていない腕を振りながら陽の光から逃げる猗窩座に向かって 叫んだ
貴「弱いのは�狄祐岫瓩犬磴覆ぁ�……過去に勝てなかった、、己に勝てなかった貴方の方よ！……弱さを履き違えるなっ！ 猗窩座っ！」
聴こえたのかは分からない
聴こえたとしても それを素直には受け入れてくれないだろう
けれど……過去は嘘をつかない
本当の自分を教えてくれる
完全に朝になり、隠の人々がやってきて乗客の手当てや避難を行ってくれた
杏寿郎さんはボロボロで 何ヶ月もの安静が言い渡された
私も杏寿郎さんほどでは無いが、安静を言い渡された……炭治郎達も怪我が酷いとこらが多少あった様で しのぶさんの屋敷での安静が言い渡されたーー
鬼は悲しい生き物だ
強くなればなるほど…己を忘れ、過去を忘れ
ただやりきれぬ空腹感と人間に対する消えぬ憎しみを抱き、、自らの渇きを潤す為 人を襲い…喰う
私はそれを愚かだとは言わない
ここは人間の世界では無いから……
動物も植物も 命あるもの達が繋がって生きている
けれど、私は人として生まれた
人としての道を歩まなくてはならない
だから私は鬼と闘う
大切なものを守るために……
鬼は人の中にもいる
私は知っている……本当の鬼とは私欲で出来た醜い塊の様なものだと
全てが悪で、全てが正しい世の中など……
そんなの�狎こΝ瓩箸聾世錣覆�
けれど、その全てが真実とは限らない
だから私はここにある命を守る
この手から滑り堕ちた命を数えるのではなく
今、守れると思う命を数えながら
私は竈門A、竈門家長女
簡単には 倒れてなんかやらないわ！
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ここまで読んでいただきありがとうございました！ また、続編を書くつもりなので 引き続きよろしくお願いします！(＾ω＾)
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みお(プロフ) - 鱗滝さんの字が違ってますよ！ (2019年10月4日 2時) (
レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あいうえおさん、ご指摘ありがとうございます！返信遅くなりすいません(T ^ T) (2019年9月14日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 「鱗滝」ですよ。 (2019年8月21日 17時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あやさん、コメントありがとうございます！更新が遅くなるかも知れませんがこれからも宜しくお願いします！ (2019年7月25日 22時) (レス) id: 757b33d380 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - めっちゃ最高に面白いです！！！応援してます！！！ (2019年7月21日 18時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナビカリ | 作成日時：2019年4月24日 0時
