肆拾伍ノ型 ページ47
鬼の名は猗窩座
上弦の参の鬼……今までに戦ってきた鬼は全ての赤子に過ぎない………とんでもないもの威圧感を放っている
ーーー気配が凄まじく黒いーーー
私は立ち上がった
このままでは 杏寿郎さんまでも失う
……戦わなければ、
猗「……やはり鬼になれ杏寿郎！俺と永遠に戦い続けようッ！」
ーーー破壊殺・滅式ーーー
鬼が血鬼術を使い、飛びかかる
傷だらけの杏寿郎さん、、
技を使うために全身呼吸を扱う
ーーー次できっと杏寿郎さんは……
私は 息を吸うと 鬼が向かってくるなか杏寿郎の前に立ちはだかった
杏「…なっ！ A！駄目だ！退がれっ！」
杏寿郎が焦った様に叫ぶ
けれどAは振り返って笑う
そして告げた
貴「私は�狠讚瓩茵�
杏寿郎は目を見開いた
いつも優しそうに微笑むと目の前の少女が
殺意に満ちた表情で笑うのだから
猗「女ァ！そこをどけ！死にたいのか⁉」
鬼が叫ぶ
貴「…愚問ね、死を覚悟していなかったら………ここにいるわけ無いだろ？」
ーーースゥゥゥゥゥーーー
Aは目をつぶり、全身に集中をする
メキメキと全ての筋肉が引き締められる
貴「……蘇れよ、古き者」
【古の呼吸・伝説ノ秘術 古龍の咆哮】
ーーーグアァァァァァァーーー
杏寿郎達は耳を塞ぐ
呼吸音がまさに龍の咆哮の様に地面を震わせる
猗「……ッ⁉」
あまりの凄まじさに猗窩座は怯む
身体が動かない
その瞬間
耳元で声が聞こえる
貴「あぁ、、弱い奴は嫌いなんだっけ？」
ーーーゾクッーーー
背筋が凍った
猗「……ッいつのまに⁉」
目の前の女は微笑む
不愉快そうに顔を引きつらせながら
刹那ーーー首筋を悪寒が襲う
猗窩座は Aの刃が当たる寸前を避けた
ーーー今のを少しでも当たっていれば……首が飛んでいたーーー
猗窩座は冷や汗が止まらなかった
貴「……首だけの安心は 貴方を殺すわよ？」
私は首を斬られていないことに安心している鬼に向かって微笑んだ
かくいう私は 鬼の攻撃をかわしたものの 僅かにあたり腹部を負傷した
猗「……どういうことだ？」
鬼は私を睨む
それでも過去に何かあったのか 私を襲ってはこない
その時 ーーープシュッーーー
と血しぶきをあげた
それは鬼の体からだった
猗「なっ！」
両手が切り落とる
貴「……弱者と思うのは、自分が勝者だと勘違いしているからよ……ゴホッ…」
私はその場で膝をついた
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みお(プロフ) - 鱗滝さんの字が違ってますよ！ (2019年10月4日 2時) (
レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あいうえおさん、ご指摘ありがとうございます！返信遅くなりすいません(T ^ T) (2019年9月14日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 「鱗滝」ですよ。 (2019年8月21日 17時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あやさん、コメントありがとうございます！更新が遅くなるかも知れませんがこれからも宜しくお願いします！ (2019年7月25日 22時) (レス) id: 757b33d380 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - めっちゃ最高に面白いです！！！応援してます！！！ (2019年7月21日 18時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナビカリ | 作成日時：2019年4月24日 0時
