IRISのBL短編集!

赤✕黄 ページ2

黄side


明日はハロウィン、俺は今、彼氏のりうらにドッキリを仕掛けようと思う。


なぜそんな事を考えたのかというと、いつも俺だけがドキドキさせられているからや。明日だけでも俺は、りうらをドキドキさせたい一心で頑張っている。


内容はこう。明日、りうらが大学から帰ってきた時に急に仮装した俺が出てくる。という事だ。


っしゃぁ！気合い入れてがんばるで！


(りうら、どんな反応するかな///)



赤side


明日は、ハロウィン。アニキ、仮装するかな。


まぁしなくても無理矢理着替えさせるけど。


一応、お菓子は持っとこ。


楽しみにしとこっ!


ーハロウィン当日ー

黄side


いよいよりうらが帰ってくる。


ちなみに今着ている服は吸血鬼の衣装。


正直、は・ず・か・し・い///////!!


大丈夫やと思ったけど、いざ着て待ってたらどんどん恥ずかしくなってきたっ///


ｶﾞﾁｬ


か、帰ってきた! いざ!


ゆ「ト、トリック・オワ・トリート!/////」


り「な、にしてんの…?」


えっ、お、怒ってる!?


赤side


あー疲れた。早くアニキに会いたい…


ｶﾞﾁｬ


ゆ「ト、トリック・オワ・トリート!/////」


っは？何この可愛い生き物…


そこに現れたのは照れながら吸血鬼の仮装をしたアニキだった。


なんでこんな可愛い事知ってるの?教えた記憶無いんだけど…


ズルいよ


り「な、なにしてんの…？」


いつもより少し低い声で言ったらアニキは少し怯えた顔をした。


でもそんな顔ですら今なら可愛いと思ってしまう俺は相当狂っているのかもしれない。


り「俺が理性飛ぶの分かってやってんの?」


俺はアニキを少しずつ壁に向かって迫る。


ゆ「り、りうら!?」


ﾊﾞﾝ! ←壁ドン


そして唇をアニキの耳元に寄せる。


り「今日はどうなっても知らないから。」



結局、眠れない夜になったそうです(≧▽≦)




思ってるのと違ったらごめんなさい!
またリクエスト下さい。

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