過去のお話 ページ9
全「ええーーー!!」
テ「えっと、校長先生。それはどういうことですか?私、見ての通りロボットですよ。」
校長「ふむ、正確に言うと元人間じゃ。」
王「ということは、元々人間でロボットになったということですか?」
校長「そうじゃ。」
メッド「でも、どうしてそんなことを?」
校長「それは、ティアの状態からそうしたんじゃよ。」
キ「状態?」
校長「ティアは海の岸辺に倒れていてな。見た時は驚いた。ひどい怪我をしていて、いつ死んでもおかしくない状態だった。」
全「!!」
校長「わしはティアをほうっておけなくてな。急いで病院に運んで治療を受けてもらったが・・・
治らないそうだ。」
全「・・・」
校長「わしはせめて、墓だけでも作ってやろうとした時・・・ティアが少し意識を取り戻してこう言ったんじゃ。
『まだ・・・死にたくない。私にはまだやることがある・・・。お願い・・・何でもいい・・・・・・助けて・・・。』とな。」
テ「私が・・・そんなことを。」
校長「その言葉を聞いて、どうしても助けてやりたかった。そしてわしは、一つの考えにたどり着いた 。『この子をロボットにすること』」
全「!!」
校長「そうして、なんとかロボットにして命を取り留めたが・・・」
ド「何かあったんですか?」
校長「ティアは、記憶を失ってしまったんじゃ。」
全「!!」
校長「そして、外の世界を見せてあげようとドラえもんズに託した。」
エル「何で俺達に?」
校長「ドラえもんズなら、ティアを大切にしてくれると思ったからじゃよ。
そして今、ティアはこうして笑っている。」
全「・・・」
校長「さて、話はここらでいいじゃろう。カルロ君、これでいいかい?」
カ「はい。貴重な情報をありがとうございます。」
校長「それで、君はまだティアを連れ戻すつもりかい?」
カ「それは・・・」
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TBOM - 続きください! (2020年1月1日 14時) (レス) id: b4f7b9c540 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ花(プロフ) - あけおめです!がんばってっください!! (2019年1月1日 21時) (レス) id: d888bf172a (このIDを非表示/違反報告)
んふんふなめこ(プロフ) - とても面白いです。更新頑張ってください!! (2014年5月20日 16時) (レス) id: e8ce055bc9 (このIDを非表示/違反報告)
フィヨン(プロフ) - 早く続きが、見たいです!私もドラえもんの小説書いてるので、良ければ見て下さい! (2014年3月30日 15時) (レス) id: e311de9c18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹花 | 作成日時:2014年3月28日 16時