◆ .. vsSPフィクサーズ ページ13
.
キックオフしてすぐに雷門イレブンは敵陣に攻め込んだ
豪炎寺君からのパスを受けた一之瀬君は軽い身のこなしでSPフィクサーズの2人を抜いた
しかしその一之瀬君から染岡君へのパスはボディシールドにより阻まれてしまった
その後も雷門イレブンは果敢に攻め込むがプロファイルゾーンやセーフティプロテクトによって得点を得ることが出来ないまま時間が過ぎていき、気づけば攻防が逆転していた
赤髪の女の子は止めに入った風丸君の頭上を軽々と飛び越え、壁山君はSPフィクサーズの2人技 合気道によって抜かれてしまったSPフィクサーズの素早いパス回しに翻弄されSPフィクサーズはシュートを繰り出すも円堂君の爆裂パンチによって得点は阻止された
まさに互角の戦い
目の前で行われる試合に目をキラキラと輝かせ見入りそうになりながらも
メモを取り忘れてはいけないと必死にペンを動かす
さすがに連帯技を私一人では再現できないため軽く名前だけのメモを取り、
一人技をどんどん細かくメモしていく
もちろんSPフィクサーズの技だけでなく、雷門イレブンの技も
染岡君のドラゴンクラッシュも盗ませてもらった
試合をじっと見つめている瞳子さんは満足気だった
円堂君が弾いたボールをボールを染岡君が受け取り、
そのままドラゴンクラッシュを放とうとするも赤髪の女の子のザ・タワーによって阻まれてしまう
雷に弾かれた染岡君は悔しそうな顔をし、立ち上がろうとして顔を顰めた
足首 やっちゃったかな
伝えるべきかと横を見ると瞳子さんも気付いているようで そりゃそうか と一人で納得した
前半の残り時間が少なくなり、赤髪の女の子と対峙した染岡君は焦りからか足の痛みから――いや、きっと両方が起因してかシュートを放つもゴールポストを大きく外れてしまった
そこでスコアレスのまま前半終了の笛が鳴った
瞳子さんは厳しい目つきでフィールドを見つめていた
.
30人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なついろ | 作成日時:2020年2月26日 4時