桐皇学園にやってきた転校生〜番外編〜学園祭へようこそ

ベッタベタ ページ7

翌日
バスケ部部室

ガチャ！

若松｢うい〜っす！
桜井と出諏..ってお前達..｣

桜井｢あぁ！？若松先輩！すっ、すいませんちょっと待ってもらえますか？｣

今吉｢若松？どないしたんや..はよ入れや｣

若松｢それが..｣

諏佐｢ん..甘い匂いがするなぁ！あぁ！まさかわたあめ完成したのか！？｣

A｢何でできないの〜(泣)｣

諏佐｢なんだよ..この部屋の中の惨劇は！？｣

部室の中はわたあめだらけで真っ白

今吉｢あちゃ〜、やっぱりあかんか？出諏..学祭間に合うか？｣

若松｢すげぇな..ってかさ、出諏..お前テーピングとか器用に巻けるのになんでわたあめ割り箸に巻くの苦手な訳？｣

桜井｢いえ、Aさんは巻くのは得意ですよ！｣

若松｢ああ？けど、部屋中わたあめだらけで..｣

若松先輩は私の腕を見て硬直する

桜井｢はい.."割り箸に巻けない"というだけです｣

私の腕には上手くわたあめが巻かれてふわふわしている

今吉｢おっ！美味そうやないかい！｣

今吉先輩は私の腕のわたあめを、ちぎって食べる

A｢のんきに食べてないで何とかしてください｣

今吉｢腕に蜘蛛の糸を張られたみたいやな..ん？蜘蛛の糸..もしかしたらアイツなら..｣

A｢わたあめ上手く作れそうな人いるんですか？私、クラスの出し物もあるんですよ｣

今吉｢後で連絡してみるか..｣

若松｢んじゃ俺は出諏わたあめいただき！！｣

若松先輩は私の腕のわたあめにかぶりつこうとする

青峰｢おい！てめぇ殺すぞ..それは俺のだ｣

若松先輩を青峰君が蹴飛ばす

若松｢青峰てめぇ(怒)｣

A｢青峰君！｣

青峰｢A何遊んでんだよ！良..お前もだ。水戸部が探してたぜ。今日はクラスの準備もあるんだぞ｣

青峰君は私の腕を掴んで直接食べ始める

A｢ちょっとそのまま食べないでよ！｣

青峰｢えっ..いいじゃん。割り箸ねぇし、手ぇベッタベタになるだろ｣

桜井｢とりあえず片付けて教室戻ろうか｣

私達は教室に戻る

寧々｢呼んで来てくれたんだね！青峰君ありがとう！｣

桜井｢水戸部さん何すればいいかな？｣

寧々｢一緒にメニュー考えて欲しいの。桜井君は料理上手だしキャラ弁とか凄い可愛いし｣

桜井｢メイドカフェだからパフェとかどうかな！ハートのチョコとかトッピングしたりして！｣

A｢似合うね桜井君のメイド服姿！｣

桜井｢えぇ！それ本当にやるの！？｣

A｢当たり前じゃない！うちのクラスのメインなんだから！みんな楽しみにしてるんだよ！｣

桐皇の美男美女→←甘〜い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す