桐皇学園にやってきた転校生〜番外編〜学園祭へようこそ

（名前）→花宮真編 ページ49

朝日と共に目が覚める…
目覚ましがクラシック…(苦笑)

当たり前の話だが…ここは花宮真の部屋であり花宮真の姿の…私が鏡の前に立っている

花宮｢も〜夢じゃない…どうすんのよ｣

制服に着替えると前髪と眉毛が気になる

花宮｢ん…まぁ身長もそこそこあるし…顔も良く見たら悪くは無い。ゲスだけどバスケ強いだけあって筋肉質な体と足…｣

そうだ霧崎第一って学校どこ!?

その時、家のチャイムが鳴る

原｢花宮〜おはよ〜｣
花宮｢は、原君!!彼は今回要注意人物!!｣

ガチャ

花宮｢お、おはよ｣

原｢おっはよ!今日さぁ桐皇の学園祭延期なんだってぇ。チェッ…｣

花宮｢あ、あぁ｣

原｢ぇぇぇ!?ふざけんな原!!とかって殺されると思ってたけど、どーしちゃった花宮!カカオ食べ過ぎ？それとも昨日桐皇の今吉さんに殺られた!?｣

花宮｢い、いや…昨日あまり眠れなかっただけ｣

原｢大丈夫かよ？つーか、早く行かねぇと遅刻じゃね？｣

花宮｢そ、そうだな｣

Aは原の後を追い学校まで無事到着した

花宮｢ねぇ原君…わた…オレの席ってどこだっけ？｣

原｢はぁ!?｣
原は膨らませていたフーセンガムをパチンと潰す

花宮｢良いから教えて…ｺﾎﾝ…ろ！｣
原は指で目の前の席を指さす

Aはそこに座る

原｢原…君…？｣

花宮｢本当は今日は桐皇行く予定だったんだよね？じゃない…だよな？｣

原｢そうなんだよ今吉さん達のお化け屋敷すげぇ楽しみでさぁ!残念だ。つかさ花宮風邪でもひいたか？薬飲んだ方が良くね？今日テストあるしさ。まぁお前は寝てても点取れっから関係ねぇか…｣

花宮｢て、ててテストぉぉ!?｣

原｢おん…どーした？いつものお前なら“フハッ…テストなんか勉強しなくても出来んだよバァカ!!”とか言うじゃん。んでいつもトップだしよぉ｣

花宮｢トップ!?｣

原｢お前IQどーなってんの？160超えとか｣

花宮｢IQ160!?｣

｢どうした？原に花宮｣

花宮｢えっと…｣

この人誰だっけ…

原｢おぉ瀬戸。なんか花宮が今日のテストにビビってんのよ｣

瀬戸｢ほっとけ原。それは花宮特有の精神的嫌がらせだ｣

原｢マジかよww｣

瀬戸｢でも花宮。妖怪先輩どうだった？一緒にいた影薄女子も｣

花宮｢今吉先輩はいつも通りだよ。影薄女子？あの子は…美人で愛嬌あっていい女だったよ!!｣

原｢花…宮…｣
花宮｢な、何…｣

原｢花宮があぁあぁ何かすげぇまともな事、言った!!高校男子らしいセリフ言った!!瀬戸!!今の録音してねぇの!?うわ花宮もっかい言って!!｣

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