第一関門突破 ページ48
あまり納得はしていない様子の青峰だったが無事食事は終わった
青峰「あ〜食った食った」
A「…食い過ぎだろ」
花宮「じゃあ、そろそろ帰ろう」
青峰「A、送ってく。…花宮、明後日は、また頼むな」
A「え!?送ってく!?だ、大丈夫だ!!住所さえ教えてくれたら一人で帰れるから!!」
青峰「お前、何言ってんだ?住所教えろだぁ?自分の家までまだ帰れねぇのかよ。それに送ってくっつたろ?」
A「携帯のナビで帰る!!」
青峰「だから送るって」
A「それより花宮を家まで送らないと」
青峰「何でだよ!?花宮は男だし大丈夫だろ。人の事、心配してる場合か?ふざけてねぇで帰んぞ!!」
青峰は花宮を連れて行ってしまう
花宮「…え…どうしよう…花宮の家なんか知らない…」
とりあえず歩き出したAはいつもより高い身長なので見える風景の違いに戸惑う
花宮「どこにも行けない…」
花宮の姿のAは公園のブランコに座り星を眺める
バタバタという音と共に誰かが公園に走ってきた
A「ハァハァ…お、おい!!いるか?」
息を切らした花宮だ
花宮「花宮!!」
Aは自分の姿をした花宮に抱きついた
A「お前の家の場所は分かった。これから俺の家まで送るから心配すんな…」
花宮は自分の姿をしたAを撫でる
A「怖かったろ…もう大丈夫だ」
花宮「怖かっ…た(泣)」
A「これ…傍から見たらおかしな光景だな」
花宮はフハッっと笑う
A「着いたぞ…ここが俺の家。んで、これが俺の家の鍵な。失くすなよ?」
Aは花宮から鍵を受け取ると緊張しながら家に入る
それを見送る花宮
花宮が帰ろうと振り返る
青峰「A、説明しろ…お前達…」
A「青峰!?じゃない青峰君!!なんでここに!?」
青峰「お前が電気も付けないでいたから心配してたら家からすげぇダッシュで出てくの見えたんだよ」
A「“お前…コイツの事好きだろ“」
青峰「あ?」
A「いや…なんでも無い…」
青峰「とにかく何で花宮の家にお前がいるかを説明しろ」
A「それは…綿あめの作り方を教えてもらったりとかで暫らく一緒に過ごす事が多そうで…」
青峰「お前、もしかして花宮の事…好き…なのか?」
A「“んなわけねぇだろバァカ…”でもまぁ…」
花宮はAの顔で少し悪い顔をする
A「まだ好きかどうかなんて分からないよ…」
“これから好きに…させてやるよ“
青峰「今日は帰るぞ。脱走したら殺すからな」
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よるきちん - 投票見るたび変動してるな!どうするんだ?まあ、楽しみにしてるわ! (2014年5月1日 16時) (レス) id: 5a7e402009 (このIDを非表示/違反報告)
黒子の嫁☆★ - 更新楽しみにしてます♪投票結果のキャラが学園祭に出るなんて!どうやって登場するのか楽しみにしてます! (2014年4月17日 15時) (レス) id: 5a7e402009 (このIDを非表示/違反報告)
セト&黄瀬LOVE★ - 面白いです^∀^青峰がメイド服…ww想像しただけで吐き気がしますね^∀^ww更新頑張って下さい!! (2014年4月2日 1時) (レス) id: 6d86348080 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルデナリン | 作成日時:2014年2月12日 1時