桐皇学園にやってきた転校生〜番外編〜学園祭へようこそ

天使と堕天使 ページ34

A｢うっ、うん｣

寧々｢行ってらっしゃ〜い☆｣

私達は教室を出る

桜井｢水戸部さんが秀徳の大坪さんが好きってのは驚いたな！けど仕入れ先が秀徳さんの理由は解けたよ！きっとダンパも..って聞いてる？｣

桜井君が告白された..今日だけでも８人..

桜井｢Aさん？｣

"バスケ部のスタメンはモテるんだよ！"

よく考えてみたら..カッコイイ..かも

桜井｢Aさん！｣

A｢えっ！？あ、あぁそうだね！｣

桜井｢もしかして疲れちゃった？少し中庭で休もうか？｣

桜井君..返事したのかな..
私はチラッと桜井君を見る

桜井｢したよ(笑顔)｣

A｢何を！？｣

私は驚いて飛び上がる

桜井｢あっ、あぁすいません！すいません！僕の思い上がりだったら..すいません！｣

A｢今吉先輩みたい(苦笑)｣

桜井｢えぇ！？それって腹黒って事！？それとも妖怪って事！？ってどっちにしろあんまり嬉しくないけど！むしろ嫌だけど！すいません！今吉先輩！嫌ですいません！｣

A｢桜井君..落ち着いて(苦笑)｣

私はペコペコする桜井君を中庭に連れて行く

A｢桜井君てモテるのね｣

桜井｢いや..そんな事ないよ(苦笑)｣

A｢優しくて、顔も可愛いし、バスケも上手！モテない方が嘘だよね！｣

桜井｢やめてよ..僕は..｣

桜井君が私の顔を見る

A｢えっ..｣

若松｢桜井！出諏！｣

桜井｢若松先輩！｣

若松｢霧崎の眉毛見なかったか！｣

A｢あぁ〜ゲス宮くんなら今吉先輩と綿あめ作って..｣

若松｢今吉先輩が実行委員で諏佐先輩に呼ばれてる間、俺が眉毛と店やってたんだけど..アイツ(怒)｣

A｢まさか！？逃げたんですか！？｣

若松｢まぁ〜ザラメももうねぇし、すげぇ出来てた行列もなくなったし..そろそろ閉店予定だったんだけどよ｣

A｢もう！一体何処に行ったのよ(怒)｣

若松｢とりあえず見つけたら確保頼むな！あの眉毛絶対捕まえる！ホラ！お前らも気合い入れるぞ！どっせぇぇい！！｣

桜井、A｢ど、どっせぇい..｣

若松｢よし！じゃあな！どっせぇい！！眉毛どこだアァァア！｣

桜井｢何の話してたっけ(苦笑)｣

A｢眉毛と顔黒を探しますか(笑)｣

桜井｢そうだね(笑顔)あっ、忘れてた！これこれ..｣

桜井君は持っていた袋から何かを取り出す

桜井｢今吉先輩には内緒だよ！｣

見るとタコ焼き

A｢タコ焼き！何これめちゃくちゃ可愛い！｣

桜井｢気に入ってくれた？これはクマさん、ニコちゃんと..｣

学園祭は楽しい！→←桜井良という男の子

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す