桐皇学園にやってきた転校生〜番外編〜学園祭へようこそ

実行委員会 ページ4

今吉｢ほな、学園祭の実行委員会はじめるで。各クラス集まっとるか？｣

諏佐｢桜井、青峰はどうした？｣

桜井｢すっ、すいません！青峰さんに逃げられました！すいません！すいません！｣

今吉｢しょうがないのぉ..｣

A｢あの顔黒馬鹿(怒)｣

水戸部｢先輩すいません！次は必ず連れて来ますから今日はこれで始めてください｣

今吉｢ほな、始めよか。諏佐、プリント配ってくれるか？各クラスの出し物、部活の出し物。その他に全校でやるイベントと、少し大変やけど計画立てて進めよか｣

諏佐先輩はプリントを配る

今吉｢全校でやるイベントはダンスパーティーと美男美女コンテストやな..フリーマーケットは地元の人が指揮とってくれるそうや｣

A｢ダンスパーティーって..ダンスなんて踊れない｣

諏佐｢これは毎年の恒例イベントで、学園の卒業生や一般客なんかも参加できる盛大なイベントなんだよ｣

今吉｢踊れ無くてもええ。おてて繋いで、仲良ぉしとったらええんや｣

１年生徒｢相手は誰でもいいんですか？｣

今吉｢かまへんよ(笑)他の学校の生徒も来るし、お目当ての人がいるなら誘ったらええ。けど、うちの学校の男子が困る程のイケメン連れて来たらアカンでぇ(笑)｣

隣のクラスの女の子達は手を取り合って喜んでいる

諏佐｢ダンスの音源は一昨年からけいおん部の奴らが担当してくれているから、俺達は美男美女コンテストの進行と開票かな｣

今吉｢まぁ当日手の空いている奴から手伝いっちゅう事でええやん｣

女先輩｢後、みんなで来てくれた卒業生や一般客の案内をお願いしますね｣

全員｢ハイ！｣

今吉｢それじゃこれで終りや。細かい事はプリントに書いてあるから、よぅ目ぇ通しといてな｣

私達は会議室を出ようとする

今吉｢桜井！出諏！お前達はまだや｣

桜井｢えっ、あっ、ハイ｣

諏佐｢これを運ぶの手伝ってくれるか？｣

諏佐先輩は大きな段ボールを指さす

今吉｢若松がこんな本格的な物頼んだんや｣

A｢うわっ！おっきい箱！これ何ですか！？｣

今吉｢出諏が提案したんやろ..若松の奴、気合い入っとったから嫌な予感してたんや..｣

諏佐先輩は箱の上を少し開けて、私の体を抱き上げて覗かせてくれる

諏佐｢これは、わたあめ製造機(笑)｣

桜井｢わぁ！？諏佐先輩！Aさんを落とさないでくださいね！｣

A｢凄い！お祭りの屋台にあるのみたい！｣

私は足をバタバタさせて喜ぶ

今吉｢出諏、そんなはしゃぐなや。落ちるで｣

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