桐皇学園にやってきた転校生〜番外編〜学園祭へようこそ

好きで来たんじゃねぇよ ページ27

今吉｢そろそろ来てもええ頃なんやけど..｣

｢おはようございます！ご注文の品をお届けに来ました｣

風船ガムを膨らませた男の子と他三人の男の子達が大きな荷物を引きずって歩いてくる

｢"ん〜(怒)ん〜！！"｣

今吉｢お〜待ってたでぇ！ありがとうな！｣

諏佐｢今吉お前..今日頼んだ助っ人って..｣

A｢この人達..どこかで見たことが..って言うか何このデカイ荷物..今動いた！？はっ！？まさか..タコ焼きのタコ！？｣

今吉｢ん？..アイツは？｣

｢生け捕りにしてるんで安心してください(笑)｣

A｢生け捕り？タコを！？｣

桜井｢タコ！？こんな大きなタコを！？しかもコレまだ生きてる！？｣

今吉｢そうか〜やっぱり逃げようとしたんか..ありがとうなぁ！お礼に明日、うちのクラスでやる桐皇名物の出し物の無料招待券をプレゼントしたるから｣

｢やりぃ！楽しみにしてたんすよ！昨年は混んでいて入れなかったんで｣

｢"ん〜(怒)"｣

ドタンバタン！！

A｢ギャ！動いた！！｣

私は青峰君の後ろに隠れる

桜井｢ヒッ！！(怯)｣

青峰｢気持ちわりぃな。仕留めるか..｣

今吉｢仕留めたらアカンで..｣

若松｢元気なタコだな｣

今吉先輩｢タコやないで。タコは切ったやつが届いとる｣

桜井｢タコじゃない！？じゃあコレは..｣

私は青峰君の後ろから動き回る荷物を見る

今吉｢そんな暴れるなや。観念しぃや｣

今吉先輩が荷物の紐をスルリと解く

諏佐｢やっぱり(溜息)｣

桜井｢えぇ！？君は..！｣

青峰｢うぉ！！ビビビ..ビックリすんだろ！｣

A｢ゲ、ゲス眉毛！！｣

花宮｢誰がゲス眉毛だ(怒)原ぁ(怒)てめぇ覚えてろよ｣

原｢作戦を考えたのは瀬戸だ｣

花宮｢瀬戸もザキも古橋も..殺す(怒)｣

原｢♪｣

A｢なんでここにアンタがいるのよ！｣

花宮｢好きで来たんじゃねぇんだよバァカ(怒)｣

今吉｢それじゃ花宮、綿あめ担当よろしゅう頼むわ｣

花宮｢はぁあ！？なんで俺が！｣

今吉｢何や..断るっちゅうんか？先輩が頭下げて頼んでるんやで｣

花宮｢頼まれてもねぇし、了承した覚えねぇよ！その前に頭なんていつ下げたんだよ！｣

A｢綿あめ担当は私ですよね。こんなゲスと一緒なんて嫌です！｣

今吉｢けどお前んとこの原君達とは交渉成立しとんねん。ええから黙って綿あめ作りや｣

古橋｢俺達は学校回ってくるから｣

瀬戸｢頑張れよd(@^∇ﾟ)/ﾌｧｲﾄｯ♪｣

花宮｢てめぇら待ちやがれ！..ッ！くそがぁああ(怒)｣

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