銀魂' ﾊﾞﾗｶﾞｷ｢私は見廻組の殺し屋です…｣

第６話｢チェケラ！！｣ ページ7

異三郎｢確か真選組には士道に背いた者に腹を切らせる局中法度なる掟があるとか…
佐々木家に遠慮はいりません
斬っていいですよ。それ｣

･
｢佐々木家の名を汚すだけの劣等遺伝子は､この世に必要ありませんよ｣

･
｢心配はいりません。
アドレス帳から『めかげの子』は､もうとっくに削除してありますから。｣

ピシッ
異三郎の携帯が切れる

土方｢ワリィな､ついでに俺のアドレスも削除しといたぜ｡
俺の(こっち)に入った優等生のアドレスもな｣

鉄｢トシ…｣

土方｢あいにく俺のフォルダの区分は悪(バラ)ガキしかねぇんだ｣

〜屯所〜

隊士A｢オイ聞いたかよ。
副長が見廻組と一悶着起こしたらしーぜ｣

隊士B｢見廻組ってーと…
近頃何かと話題の？｣

隊士A｢あぁ。
新設されるや否や､あらゆる警察組織を牛蒡抜きを見せているとか｣

･
｢なかでも連中を束ねる局長
佐々木異三郎ってのがとんでもねェキレ者らしくてな｣

･
｢名門佐々木家の嫡男で､
剣をとれば『二天』
筆をとれば『天神』
『三天の怪物』と呼ばれ幕府の歴々の信頼も厚いとか｣

隊士B｢またエライのに喧嘩ふっかけたね､副長も
佐々木といやぁ最近副長の小姓になったあのボンクラも…｣

隊士A｢あぁ噂じゃ､その怪物殿と腹違いの弟らしくてな
あまりのデキの悪さに､ここに厄介払いされたらしい｣

･
｢今回の件もアイツを副長が庇ったとかなんとか…｣

隊士B｢マジかよ
あの鬼の副長が。
あんなボンクラ局中法度にかけて､さっさと斬っちまうと思ったが｣

隊士A｢全くだ。
なまじ名門出だけに生意気だし扱いづらいし､その上こんな火種になるようじゃ､さっさとクビにしたほうg…｣

隊士B｢お…おい｣

隊士A｢！！｣

くちゃくちゃくちゃくちゃ

くちゃくちゃくちゃくちゃ

鉄｢失礼します
先輩ィィィィィィ!!｣
大変お手数おかけしますが､ちょっとそちらの自販機使わせて頂けないでしょうか!!｣

隊士B｢え？｣

鉄｢申し訳ありません。
至急タバコを調達する任務を副長より､おおせつかまりまして！｣

･
｢えーとﾏﾖｾﾝのﾗｲﾄだったな…
ｱﾚ？ﾒﾝｿｰﾙだったっけ？
いや待て､確かﾒﾝｿｰﾙは吸い過ぎるとｲﾝﾎﾟﾃﾝﾂになるという都市伝説があったﾊｽﾞだ｣

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