第11話「茨ガキと薔薇ガキ」 ページ12
沖田「佐々木殿、気遣いは結構でさァ」
ブヒィィィ
沖田は鼻をかむ
銀時「ああてめっ何してんだ!!」
沖田「ウチの副長が色々、粗相しでかしたらしいんで、これでおあいこって事で」
銀時「ふざけんじゃねーぞ!!
何俺までまきこんでんだ!!」
異三郎「いえ、そちらには愚弟の処理もお頼みしましたから…
なんなら処分費用も上乗せしていいですよ。
こちらのゴミはけちらで片しますよ」
銀時「そーだバカヤロー!!
こちらさんに任せとけばいいんだよ。
…誰がゴミだバカヤロー!!」
沖田「いや、そいつも果たせなさそうなんで言ってるんですよ
困りまさァ。
ゴミを出す時ゃ分別してくんねーと。
不燃ゴミかと思えば…
存外、燃えるゴミだったらしいですよ。」
・
「夏だってのに暑苦しくていけねーや。
まァ、全く役には立たねーが、灰になるまではコキ使ってやりまさァ
あ、そのゴミ捨てといて下せェ
じゃあ」
異三郎「沖田さん…
一つ忠告しておきます。
腐ったゴミは二度と元に戻りません。
それどころか菌を撒き散らし、周りのものまで腐らせるのです。早めに始末しないと真選組(あなたたち)も大変な事になりますよ」
沖田「旦那、行きますぜ」
銀時「行くわけねーだろ!!返せェェェ!!
俺の10000000…アレ?
何ぼだっけ」
異三郎「そんなにお金に困られているんですか?」
銀時「あたりめーだろ!!
てめーらボンボンと違って俺達ゃ生きていくだけで精いっぱいなんだよ」
異三郎「じゃあ、お仕事紹介してさしあげましょうか」
∬屯所∬
土方「ったく情けねぇ野郎だ
そんな様子じゃ一日もたずに浪士どもに斬り殺されるぜ」
・
「死にたくねーなら強くなるこった
晩飯までに三千回素振りしておけ」
鉄之助「ふ…副長。じ…自分…強くなるっス。
き…きっと、兄貴より…副長より強くなってみせるっス。
もう二度と立ち止まらないように、早く…みんなと一緒…同じ道を歩めるように…」
・
「だ…だから。副長も強くなってください。」
土方「?」
鉄之助「副長の兄上は…副長の事を恨んでなんかいませんよ
きっと副長に会いたがっています。」
土方「・・・・・・!!」
鉄之助「だって…副長は小さい身体で必死に兄上を護ろうとしただけじゃないですか。
兄上は…必死に副長を護ろうとしただけじゃないですか。」
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椎名 - 続き…楽しみ (2018年5月18日 1時) (レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
信女ちゃん - 読ませてもらいました。とても面白いです。主人公ちゃんの出番をちょくちょくいれてほしいです! (2015年1月14日 9時) (レス) id: 3927222cad (このIDを非表示/違反報告)
佐原 葵(プロフ) - 小説を読ませて頂きました…!すっごく面白いです!更新頑張ってください!あと…友達募集とかしてたらよかったらお友達になってもらえませんか? (2013年8月29日 22時) (レス) id: 3c7d199100 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀魂Beni- | 作成日時:2012年2月25日 20時