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7夜 ページ9

―――――――翌朝。


カーテンの隙間から漏れる眩しい光と雀と思われる鳥の鳴き声でAは目を覚ました


虹村に会ってからの記憶が曖昧だ、と感じつつも周りを見る

どうやら、昨日怪我の手当てをしてもらった場所と同じ様でAはソファで寝ていたらしい


そして何故か真横には見知らぬ男が自分の足を枕代わりにして随分と気持ち良さそうに寝ていた


『誰…?』


相手の意識はないが不安そうにボソッと呟くと急に男の目が開いた


「おー、起きたかよ。倒れた割にはグッスリだったな。」


あの寝ていた時の顔を見ているが故にこの人には言われたくないと思ったAだが敢えて口に出さず、別の言葉を口にする


『私…、倒れたんですか…?』


「あぁ、その時のオーナーの顔色ったりゃありゃしねぇ。それに焦りすぎて俺にお前の見張り役頼むくらいだし…相当だぜ」


『そうだったんですか…。あの、失礼ですがお名前は…?』


「源氏名で悪いが大輝だ。フルネームは信用した奴にしか教えない主義でな」


『大丈夫です…、大輝さんずっと付いててくださりありがとうございました。もう大丈夫ですのでゆっくり休んでください』


Aはソファから立ち上がり自分にかけられていた掛け布団を綺麗に畳んだ


扉の前に立ち失礼します、と礼をして部屋からでようとすると大輝におい、と呼び止められた


「お前、俺達の近くにいて何とも思わねぇの?」


『…特に何も感じませんが、どうしてですか?』


「い、いや何もねぇならそれでいい。呼び止めて悪かったな」


再度礼をして部屋から出ると、Aは直ぐに虹村を探し始めた



昨夜のことを謝らなければならないと思い、足早に虹村の姿を探した

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(プロフ) - カックンさん» 最後までご愛読頂き、ありがとうございました!!そう言ってくださる読者様がいてくださるだけで嬉しいです(´;ω;`) 自分の件に関しまして、これからは自己満の作品を書いていこうかななんて思ってますwなので復活は割とすぐかも…?です! (2018年2月12日 23時) (レス) id: 765d36e1ad (このIDを非表示/違反報告)
カックン(プロフ) - えぇ!?やめちゃうんですか?!銀さんの作品もっと見たかった……。復活したら教えてください!! (2018年2月12日 17時) (レス) id: 036c537a3c (このIDを非表示/違反報告)
カックン(プロフ) - ここここここれからどどど、どうなるんだ!? (2018年2月10日 23時) (レス) id: 036c537a3c (このIDを非表示/違反報告)
カックン(プロフ) - うわあぁぁぁ。お母さん悪魔だぁぁぁぁ。 (2018年1月24日 19時) (レス) id: 036c537a3c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カックンさん» ご愛読&コメありがとうございます!!こんな自分の体調までご心配頂きありがとうございます(´;ω;`)ブワッカックン様が朝きちんと起きられますように、自分も更新頑張ります!!温かいお言葉ありがとうございました!!! (2018年1月23日 17時) (レス) id: 9f1fc4dcfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年6月10日 7時

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