実はバスケより君の方が好きだったりして【黒子テツヤ】

９☆一緒に帰りませんか ページ9

貴女「一緒に・・・？」

一緒に・・・つまり二人っきり、黒子くんと二人っきり・・・・///

黒子「イヤならいいですよ・・・、僕一人で帰ります」

黒子くんはすねた様に言った。その表情はものすごく可愛かった。

貴女「帰る帰る！！一緒帰ろう！！」
黒子「はい＾＾」

すると私達はそれぞれ反対の方向を向いた。
・・・え？

貴女「・・・黒子くんって帰る方向・・・そっち？」

黒子「え、まさか・・・；；」

貴女「私こっち・・・」

えええええええええ一緒に帰られると思ったのに、そんなぁ・・・

黒子「残念です・・・」
貴女「私も黒子くんと二人で帰りたかった・・・・・・あ///」

しまった。

黒子「・・・え///」

本心を言ってしまった///

黒子「瑞希さ「じゃあね！！バイバイ！！」

私は走って帰ろうとした。全速力で走って帰ろうとした。

その時。


ーーーーパシっ

黒子くんが私の手首を掴んだ。
黒子くんが。私の。手首を。ぎゅって。


黒子「僕も瑞希さんと帰りたかったです。二人で。」


黒子くんの目をふいに見てしまった。・・・まっすぐでキレイな目。そのキレイな目でを見つめる。 ドキっとした。

このまま時間が止まればいいなって思った。
貴女「うん///じゃあまた明日//」

これ以上黒子くんに見つめられていたら、手を握られてたら、顔が真っ赤になってしまう。速まる鼓動がバレてしまいそうだった。

だから私は黒子くんの手を優しく振り払おうとしたら

−−−パシっ

また強く手首を掴まれた。
黒子「アドレス・・・交換しませんか。」

貴女「え///」

黒子「イヤならいいんですけど」

また黒子くんが可愛い表情をつくる。
貴女「交換しよう！！赤外線でいい？」

黒子「はい＾＾」

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