実はバスケより君の方が好きだったりして【黒子テツヤ】

２９☆なぜわかる ページ29

やっぱりさ・・・だめだよね・・・。

なんで好きでもない赤司くんとデートしてんのかな私は。
いやもう黒子くんのことはもうね、考えるととまらないからってあああああああ
別にそんなだから好きとかそういうんじゃいや嫌いじゃないよむしろ好きって
だからそういうことじゃ

てか帰りたいなぁ…それにもうバッシュとか見たくないっつーの。
見るだけで辛い…
赤司「帰りたいかい？」
貴女「なんでわかるの」
赤司「もうバッシュなんて見たくないかい？」
貴女「なんでわかるの」
赤司「昨日の小テストの点数」
貴女「１４点ッ☆…っておい！！！」
赤司「１４点…！？ばかじゃないの…」
貴女「だって数学・・・苦手なの」
赤司「そうかい バスケは、得意なのにね。」

私を目を見てそう言う。何かを企んでるかのような目で。

赤司くん絶対に「あの事」を知ってる・・・！！

貴女「ねぇ…知ってるんでしょ？」

赤司「さぁ？なんの事だかねぇ」
貴女「根性悪。」

知ってるなら知ってると言えばいいのに。


赤司「うるさいよ１４点。」
貴女「なっ！！///」

赤司くんに悪口を言い返そうと思ったその時だった。

「あれ？瑞希？」

後ろから聞こえた懐かしいこの声は…！！！！！

貴女「た、高尾ぉお！！！！」

赤司「まさか秀徳の…」

高尾「おおやっぱ瑞希じゃん！久しぶり久しぶりぃ！！
　 そうでーっす秀徳のアイドル高尾ちゃんでーす☆…ってお前赤司じゃん！！！」

赤司「僕を知ってるのかい」
高尾「当たり前だろ…」
赤司「あ、うちの真太郎がお世話になってます…」
高尾「いえいえ…うちの真太郎です…」
赤司「いえいえいえ…うちのです」
高尾「いえいえいえいえ…うちの、秀徳の、真太郎です」
赤司「何言ってるんだ、帝光の、マスコットの、真太郎です」

はぁ…何言ってんのよ…

なんか言い争い始めてるし…帰りたいな。




高尾「いや帰りたいってお前。俺、今登場したばっかだかんな！？」
貴女「だから何でわかんの！？！？！？」

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