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幸「さて、説明してもらおうか」
一「ぅ……………」
放課後、部室でレギュラー陣に囲まれる一途さん
僕は何故か幸村先輩の膝の上に座って後ろから抱きしめられている
幸村先輩の声はとても優しいけど、一途さんやその後ろにいる先輩達の表情を見る限り、多分顔が笑ってないと思う
赤也君なんて顔が真っ青だもん
幸「Aは本当に俺達のことを忘れてたのかい？」
『…はい、ごめんなさい』
幸「いいんだ、Aは悪くないから」
よしよし、と頭を撫でられると向かいの赤也君が少しムッとした
赤也君も撫でられたいのかな
幸「で、君はいったいどんな手を使ったんだい？」
一「…多分、信じてくれませんよ」
幸「いいよ、話して」
それは僕も気になっていた
自分が何故記憶を無くしたのか、一途さんが何をしたのか
皆の視線が集まる中、一途さんが話しづらそうにゆっくり口を開いた
一「…特殊能力なんですけど、目を合わせて合言葉を言うと、その人を言葉で支配できるんです」
丸「うげ、じゃあ俺らも目を見ると支配されるのかよぃ」
そう言って急に顔を背けだす先輩達
一「あ、いえ。一回だけなので、夜空君のが解かれちゃった以上もう使えないかと…」
幸「ふーん…嘘じゃないみたいだね」
切「え、こんな話信じるんスか？」
柳「この前丸井が言っていたように、Aが一途と目が合ってから様子が変だと言うのを聞く限り、信じる他無いだろう」
まだ信じられないのか赤也君の表情は曇っている
でも確かに一途さんが転校してきた日、目が合ってから不思議なことが多かった気がする
非現実的だけど一途さんが言っていること以外には考えられない
比「いくら特殊能力とはいえ、人の記憶まで操れるものなのですか？」
一「私も完全に使いこなしている訳ではないんですけど…能力だけだと無理そうなので、皆さんに会わせないように色々と」
ジ「あぁ、それで正門では急いでたのか」
一「その通りです…」
そう言えば最近はレギュラー陣のことを全く見てなかった気がする
全部一途さんの計画だったんだ
真「根本的な問題なのだが、その特殊能力とやらを何故Aに使ったのだ」
一「えっと…ほんとは皆さんの誰かにしたかったんですけど、夜空君を見るとこんなに綺麗な人がいるのかって一目惚れしちゃって…それで」
幸「うん、分かるよその気持ち」
赤也君と他の先輩達も一斉に頷いた
どういうこと？
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巫咫刄(プロフ) - いい！！すごくいいです！その後どうなったのか気になります！お早い更新お待ちしております(●︎´▽︎`●︎) (2022年7月24日 22時) (
レス) @page29 id: 7fc292461e (このIDを非表示/違反報告)
みかんですねん(プロフ) - 黒楼さん» アドバイスありがとうございました！ (2019年11月9日 22時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
みかんですねん(プロフ) - 黒楼さん» ボードにお邪魔しました友になってください！また詳しくわ黒楼さんのボードに書いてます (2019年11月9日 22時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
黒楼(プロフ) - みかんですねんさん» まあ、この表現いいなーってのがあっても自分の作品が低クオリティなので活用できないんですけどね…。あまりいいアドバイスができなくてすいません。お互い頑張りましょう！ (2019年11月9日 18時) (レス) id: db04630d91 (このIDを非表示/違反報告)
黒楼(プロフ) - みかんですねんさん» コメントありがとうございます！コツですか…自分もあまり上手ではないので何とも…。いつもは思いついた通りにまず一気に文章を打ち込んで、それを読み返して、違和感がある所は表現の仕方とか変えたりしてますね。後は他の作者さんの小説を読んで勉強してみたり。 (2019年11月9日 18時) (レス) id: db04630d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒楼 | 作成日時：2018年8月17日 12時
