☆ ページ6
誰かが来る。
足音がする。
誰も来ないで。
いまは、、、。
反射的に顔を上げた。
俺の体を、優しく包んでくれた。
誰かは、すぐに分かった。
「ぇ、、、?A、、、なんゕ、、、?」
泣きそうな顔で、
泣きそうな声で、
「うん、、、私、、、だよ、、、。」
そういった。
目を開けたとき、
ポケモンの技の後遺症か、
片っぽの目の、色がなかった。
「A、、、目、、片目が、、、っ」
けど、いつも通りの笑顔を向けてくれた。
「でもっ、、、起きたっ、、、っ‼‼」
その時のおれ、どんな顔だろう。
ハイライトが戻っていた。
「A、、、おれ、たのみさ、あんだ。」
今まで言えなかったこと、
すぐごまかしたこと。
今なら、言える。
「おれ、、、っAの隣で、ゼロから、やり直したい、、、
皆にも、Aにも、謝りたい。」
言いたかったこと、言った。
最後に、キタカミであったときから。
感じていたこと、言わなきゃ。
「おれは、Aが、好きだ。」
その時は、どんな顔だっただろう。
分からない。
分からなくってええと、おれは思った
その時、Aは、笑った。
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彩華姫(プロフ) - ありがとうございます、、、! (1月29日 11時) (レス) id: 8536fab23c (このIDを非表示/違反報告)
ぶどう同盟 - 面白かったです!こんなつらい感じを出せるなんてすごい…! (1月28日 20時) (レス) @page8 id: 55622bcd2b (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫(プロフ) - ほんとありがとう!!コメントくれて!更新爆速で頑張ります! (1月16日 8時) (レス) id: 8536fab23c (このIDを非表示/違反報告)
ふぇいく - スグリ君...辛い!!!語彙力がないので、こんな風にしか言えませんが...とても好みな作品です!!自分のペースでいいので、更新頑張ってください! (1月15日 21時) (レス) @page4 id: deceafc679 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩華姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ikurariten1/
作成日時:2024年1月12日 16時