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仕事も終わり家に着いた。
ガヤの話を聞いて
いろいろ思うことがあった。
そもそも……何でミツはニカを選んだのかな…?
そんなことを思いながら
ボーっとテレビを見ていたら
宮田からメール。
“これから会いに行ってもいい?”
自然と顔が綻ぶ。
“うん。待ってるね❤”と返信。
……あ。お酒、ないや。
冷蔵庫の中を確認してから
ハットとマスクを装着し、
近くのコンビニまで足を進めた。
コンビニでお酒と宮田の好きなツマミを
何種類か買って家まで歩いていると……
…………ん?
視線を感じる。
ぐるりと見るが周りには誰もいない。
………気のせいか?
職業柄、周りの視線に敏感になってしまう。
その時、携帯がなった。
「ちゃん玉〜?着いたよ〜?
どこにいるの〜?」
『あ!ごめん!すぐ帰るね!!』
俺は宮田からの電話を切り
足早に家へと戻って行った。
………この時、俺は気付かなかった。
車から何人もの男が俺を見つめていたことを…。
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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2017年9月22日 9時