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M ページ43

帰宅すると…



マンション前に立っていたのは……





『……裕太!!』



俺を見つけると裕太は優しく微笑んだ。







「お疲れ様。
急に来ちゃってごめん。連絡したんだけど……」



携帯……。は電源が切れていた。






『ごめんね。電池切れてて……。

部屋、入ってれば良かったのに……』




その言葉を言って気づいた。

そうだ。合鍵……

別れ話のときに
俺のもとに返ってきてたんだった。


とりあえず裕太を部屋に入れて。

ソファーに座り、向かい合う。









『……裕太、あれから高田さんから連絡は?』









「ないよ。大丈夫。」


裕太の笑顔にホッと胸を撫で下ろす。


ガヤさん達のお陰で高田さんを制裁できた。


でも。北ミツは言っていた。





“高田が逆上して何かしてくる可能性がある。

……今度こそ玉を離すなよ。

何がなんでも守ってくれ。頼む。”





……絶対守る……ッ…!!


裕太をギュッと抱きしめた。









『裕太……。もう一度やり直してください。

もう絶対……離さない。約束する。』



俺の言葉に裕太は優しく頷き、

背中に手を回してくれた。









「……寝室……行こっか。」


俺のお誘いに裕太は
少し照れながらも頷いてくれた。






優しく、優しく裕太を愛した。







『……ん…ッ…好きだよ……裕太……』








「…あッ…んッ…としく…ん…ッ…俺も……」









寝室の窓から覗いた月に照らされた裕太は
今までで一番綺麗だった。

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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2017年9月22日 9時

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