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高田さんのあとをついて



いつもの物置部屋に入る。



……宮田に別れを告げられてから

俺はずっとベッドから動けなかった。



涙なんかもう枯れ果てた。




ー北ミツが撮ってくれた写真……ー




あ。写真……ミツが撮ってくれた写真…


棄てなきゃね……。


ベッドから降り、引き出しを開けるが


……写真が見つからない。



おかしいな……



ここに保管したはずなのに……

他の引き出しの中も全部出して探すが

見つからない。



まぁ。ないならないでいいや。



棄てる手間が省けた。。



こんなに探しても

写真が見つからないってことは



まるで、
俺達の破局を予知してたみたいだな……。



昨日のことを思い、フッと笑う。








「……裕太?どうした?」




高田さんに聞かれて我に返る。








『ねぇ……キスして。』



早く宮田とのキスを忘れたい。


高田さんは満足そうに微笑みー。









「いくらでもしてあげるよ。

……好きだよ。裕太。

もう一生お前は俺のだ……。」









『………ん……ッ』




高田さんからの深いキスに応えた。






もう……どうでも良かった。。



宮田を失った俺は


それから何度も高田さんと身体を重ねた。


罪悪感や嫌悪感を……

感じることもなくなっていた。









もう俺はこの負のループからは抜け出せない…

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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2017年9月22日 9時

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