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『ごめん、遅くなった。』

大奥を出た俺と北山は
天皇家から直々に命を受け、護衛をすることになった。

正直、大奥を出て明確にやりたいこともなかったし
俺達の腕を見込まれたことに嬉しさが勝る。

北山とはまた同じ位で働くこととなった。



「あれ?ミツは?」

『北山はちょっと私用で。
宮田も、もうすぐ来ると思うよ。
‥‥今頃感動の再会してると思うし。』


俺の言葉に3人の顔色が変わる。


《もしかして‥‥!!》


口を揃えた3人は笑顔になる。


『今は二人だけにしておこう。
さあ、ニカと千賀も掃除手伝って』



真っ青に晴れ渡った空は

感動の再会をしている二人にはピッタリな空模様だ。

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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2023年4月13日 20時

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